karimoku
COLONIAL Daining Table & Chair
移りゆく時代の中で、日本のライフスタイルを支え続けるカリモク。
その揺るぎない品質と匠の技は、今もなお多くの人々を魅了し続けています。
今回ご紹介するのは、カリモクが手掛けるカントリースタイルの逸品。
日常にほのかなノスタルジーを添えるアイテムです。
日常に寄り添うカントリースタイル
カリモク家具の物語は1940年、愛知県刈谷市から始まりました。
「100年を生きた木にふさわしい家具を作りたい」という思いが原点です。
木の息遣いを感じさせるデザイン。
時を超えて育まれたその哲学は、今なおブランドの芯として息づいています。
天然木の温もりを活かし、暮らしの中に癒しをもたらすカリモク。
その一つひとつが、木の生命を繋ぐ手仕事の結晶です。
そんなカリモクが送り出す「コロニアル」シリーズは、アメリカ開拓時代を思わせるデザインを基調としたライン。
1974年のデビュー以来、クラシックな気品と親しみやすい風合いで多くの人々に愛され続けてきました。
現代の暮らしに寄り添う形で再解釈され、そのデザインはより使いやすく、より魅力的に進化しています。
今回ご紹介するのは、そんなコロニアルシリーズの中から、ダイニングテーブルとチェアです。
チェアの背もたれには、カントリーテイストを感じさせる繊細な透かし彫り。
アンティーク調のぼかし塗装が施され、深みのある色合いが独特の風情を醸し出します。
張地には、しっとりとした手触りのコラーゲンレザーを使用。
その質感は本革にも引けを取らない上品さです。
一方、テーブルは柔らかな曲線を描くオーバル型。
頑丈で重厚なブナ材を用い、その足元には「ろくろ加工」で仕上げた繊細なディテールが際立ちます。
懐かしさと優美さが共鳴し、空間に特別な雰囲気を与えてくれます。
このダイニングセットを組み合わせれば、落ち着いたクラシカルな空間が生まれます。
使い込むほどに深まる味わい、時を重ねるごとに宿る愛着。
それは、移ろいゆく日常の中で変わらない価値を提供してくれます。
誕生から半世紀を迎えた今も、コロニアルシリーズは新たな時代に寄り添いながら、その魅力を輝かせ続けています。
生活を共にし、長く付き合っていける、そんなアイテムのご紹介でした。