カッシーナ Cassina LC12 ダイニングテーブル クリアガラス 幅120cm ル・コルビジェ デザイン 参考価格:¥429,000ー♪ ~シンプルでも、意味がある。~

UPDATE: STAFF:トリス
カッシーナ Cassina LC12 ダイニングテーブル クリアガラス 幅120cm ル・コルビジェ デザイン 参考価格:¥429,000ー♪ ~シンプルでも、意味がある。~

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Cassina

LC12 Dining Table

先日のブログで物の冷たさに驚く事が無くなったと春の訪れを書き留めていたのですが、昨日はとても寒く北風に吹かれ、首筋に入り込む雪の冷たさに驚いたトリスです。「季節外れの雪」という言葉は小説やドラマなど色々なフィクションで目にしますが、実際にそんな状況に立ち会えるとは思っていなかったので、不思議な気分になりました。目の当たりにした桜の木は、葉交じりの花びらに雪が被さって、とても幻想的な風景でした。 そんな昨日は雪が降る中の作業も色々とあったのですが、役に立ってくれたのがビーンブーツ。いわゆる紐靴ゴムブーツの定番なのですが、その靴底にはチェーンの意匠があって滑り止めになっています。そして長靴ではルーズになりがちなフィット感を紐で調節が出来るのです。 見た目だけではなくその要素に意味があるアイテムは、作り続けられる意味がちゃんとあるのだとふと感じていました。 今回ご紹介するのはシンプルでありながら、そんな「意味」が詰まったアイテムです。宜しければ最後までお付き合い下さい。

シンプルでも、意味がある。

>>この商品の詳細を確認する このテーブルを主にデザインしたのはモダニズムの中心人物、ル・コルビジェ(1887~1965)。近代建築の3大巨匠と呼称されるスイス生まれの建築家、デザイナーです。建築を中心に多大なる功績を残した氏は、1927年従兄弟のピエール・ジャンヌレ、そして当時に2人が構えたアトリエに訪れた若手の気鋭シャルロット・ペリアンと手を結び住宅におけるインテリア設備を手掛けます。そのデザインが基礎となり、今でも多くのファンが憧れる家具の、LCシリーズが生まれたのです。 当時氏が手掛けていた建築のデザインに漏れることなく、今回のダイニングテーブルも直線が根幹となっています。 「美しさは装飾ではなく自然の秩序にこそ宿る」と著作の中で述べている氏が、それを表現する為に選択した直線は氏の推敲の結果であり、考え抜かれた上で導かれた結論が持つ説得力を感じさせます。 幅120cm、奥行80cmのガラス天板は実用に十分な面積を持ちながらも2人が並んで座ってもストレスのない、バランスの良さを感じさせるもの。その天板を支えるのは美しいスチールパイプのフレーム。 カッシーナ社のクロームメッキは透明感を感じさせ、手触りの良い高品質なもの。四本脚を連結する、幕板に相当する部分はただパイプを繋ぐのではなく、カドをわざと外側に出すという、デザイン的にも作業工程的にもとても手が掛けられていると実感出来るもの。溶接の仕上がりの美しさは言うまでもありません。 ガラス天板の厚さは1.5cmとしっかりしたものを使用しています。遠くから見た時に“直線”という印象を感じさせながらも手に触れた時には安心感のある厚さです。 同じLCシリーズのガラステーブルであるLC6、LC10とは異なる要素を持ちつつも、シリーズの持つ「特徴、印象」と、使用する上で重要な「機能性」、そして「美しさ」のどれもが犠牲にされる事なく調和した逸品です。 LCシリーズが手掛けられてから90年以上、カッシーナ社が製造を始めてからと考えても50年を数えるロングセラーなシリーズのアイテム。その中には手に取る人々が実感する事の出来る美しさと、それを裏付ける「意味」が詰め込まれています。 昨今は不穏な空気がはびこっておりますが、そんな不安な気持ちを一瞬でも忘れられるような素敵なアイテムを色々と揃えております。オンラインストアからでもご覧頂けますので、宜しければそんな一時にお役立て頂ければ幸いです。

カッシーナ Cassina LC12 ダイニングテーブル クリアガラス 幅120cm ル・コルビジェ デザイン 参考価格:¥429,000ー♪ ~シンプルでも、意味がある。~

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