Cassina
413 CAB CHAIR
「渋い」「ワイルド」「カッコイイ」「イケてる」「品がある」そんなイメージが湧いてくる“レザージャケット”。
着込んで味の出たレザージャケットを着たお洒落な人がいたら、自分は「わぁ」となってしまいます笑
今回はそんな、味の出た革のジャケットを着飾った名作チェアのご紹介です。
革ジャンチェア
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こちらは、1927年にカッシーナ兄弟によって創業されたイタリアの高級家具メーカー“カッシーナ Cassina”の「CAB アームチェア」です。
様々なデザイナーや建築家とコラボレーションして、時代を超えてなお愛される家具の数々を生み出してきた同社。
創り上げた独特な世界観とインテリア性は、世界的に高く評価されています。
デザインを手掛けたのは、イタリアの建築家兼デザイナー“マリオ ベリーニ Mario Bellini”。
カッシーナやアルテミデ、フロスなどの高級モダンブランドのデザインを多く手掛けている、イタリアで最も多才で影響力のあるデザイナーの一人です。
そんな同氏が手掛けたこちらのアイテムは、1977年にデザインされて以来ロングセラーを続け、MoMAの永久コレクションにも選ばれるなど、名作チェアとして多くの人を魅了し続けています。
金属のフレームに、高級感溢れる厚革のカバーを纏ったこちらのアイテム。
そしてそのカバーをジッパーで閉じるという画期的な発想で構成されています。
まるで、革ジャンを羽織る人のようです。
素材には厳選を重ねた最高級のレザーを使用。
ヨーロッパのミネラルたっぷりな土地で育った放牧牛の革を、多くの時間を費やし、腐ったり変質したりしないように加工する「なめし作業」が行わています。
そして、カッシーナで使用されるレザーはそこから更に厳選され、最終的に厚く丈夫でありながら、柔らかさを併せ持った最高品質のレザーが選ばれるそうです。
難門と言われる名門校を突破した革たち。よく頑張ったと褒めたたえてあげたいと思います。おつかれさまでした。
そして座り心地はといいますと...
フレームと厚革が作り出すテンションによって、背もたれのフィット感と抜群の座り心地。
バックレストからアームレストへ続くカーブは、スっと体に馴染むような優しいライン。
アームレストにはフレームが入っていない為、ふんわりとした感触。見た目とのギャップに驚かされました。
「シンプルイズザベスト」といわれるように革ジャンを羽織っただけの身軽な装いなのになんだかいい雰囲気。
まるで革のジャケットのように、使い込むほどに身体に馴染み、味わい深くなっていきます。
経年と共に変わる表情を楽しめ、飽きることなく長く寄り添ってくれるアイテムです。