オカムラ okamura ビンテージ GKデザイングループ ウォールユニットシェルフ ~手間を楽しめ!~

UPDATE: STAFF:桃太
オカムラ okamura ビンテージ GKデザイングループ ウォールユニットシェルフ ~手間を楽しめ!~

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UPDATE: STAFF:桃太

okamura
GK design wall shelf

okamuraのGKシェルフが欲しかったけど、我が家は壁に穴が開けられなくて、中々良いのがないのでツーバイ材を使って棚を作ったのが去年のこと。

我ながら良い仕上がりでしたが、マジで大変でした。

角材をベランダで切ってたら、木の粉が隣の部屋のベランダに飛んでいき・・・オイルステインを塗ったら臭いがマンションの外に漂い・・・泣

改めて既製品のありがたさを感じました。

さて、そんな私の憧れのGKデザインのシェルフですが、これまた良いのが入ってきましたのでご紹介いたします。

手間を楽しめ!

GKデザインが設立されたのは1952年。

インダストリアルデザインを出発点とし戦後の高度経済成長期を駆け抜け、現在ではプロダクト、 モビリティ、 環境等幅広いデザインを手掛ております。

このホームユニットはオフィス用品を取り扱うブランドとして今や高いシェアを誇る“OKAMURA(オカムラ)”より、1971年に発表されたアイテム。

ウォールナット調の化粧板等から、ジャパンミッドセンチュリー期を存分に感じられるシェルフとなっております。

ウォールシェルフといえば、スウェーデン人の3人に2人は持っていると云われるストリングシェルフが有名ですが、デザイン的にはジョージ・ネルソンが手掛けたCSSに近い感じです。

今回入荷したものは、棚板×11枚、支柱×3本、レコードラック1台の組み合わせ。

2列合わせた横幅は144cmで、比較的設置しやすいサイズ感です。
奥行40cmと26cmの棚がありますので、置く場所や物に合わせて好きな配置で使うことが出来る点が魅力でしょうか。

ウォールコネクタという、キューブ型のパーツを壁に木ネジで留めるだけで支柱が自立する素敵な構造。

なんというか、この支柱が手前にくるデザインが独特で美しいんですよね。
私がこのウォールシェルフに惚れたのもそういったデザイン性の高さ故です。

組み立ての手順は、
①“ウォールコネクター”を壁に84cmと40cm(棚板の横幅と同じ)間隔でビスで固定(壁の強度をよく確認!)

※コネクターの取り付けの段階で、少し高さがズレても脚部にアジャスターが付いてるので、その辺りは微調整可能です。

②コネクターとブラケットを固定(ブラケットの向きLRに注意!)、支柱に差し込む

③棚板を乗せる

④奥行40cmの棚板には固定用の金板を差し込み固定する

色々注意するポイントもあるんですが、ブラケットの向きは誰しも1度は間違えると個人的に思ってます!

あと、棚板固定用の小さな金板の取り付け方がどこに付けたらいいのか絶対に迷うので、写真を参考にして頂ければと思います。

今でこそ何台も取り扱って来たので分かりますが、初めて出会った時はかなり困惑させられたものです。

でも、こういった少し不便な部分もビンテージアイテムのチャームポイント。手間を掛けた分だけ愛着も湧くってもんです。

それすらも楽しむ事こそがビンテージアイテムを使う事の醍醐味なんではないでしょうか。

便利な世の中も良いですが、便利になればなるほど考える事をしなくなってしまいますからね。

レコード置きはファイル等を仕舞う棚としてもお使い頂けますので、自宅だけではなく、オフィス用の棚としても良いかもしれません。

棚板の高さもかなり細かく調整可能なので、置きたいものを好きに配置できます。

自由にレイアウトをお楽しみ頂ける美しい逸品。やっぱり欲しいなぁ~・・・。

 

オカムラ okamura ビンテージ GKデザイングループ ウォールユニットシェルフ ~手間を楽しめ!~

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