Kartell
Drawer System Desk
モノとの"出会い"に恵まれたインプションに、また一つワクワクするお品物が入荷致しました。
一般的な袖机は、社長室にあるような重厚感のある佇まいをイメージしますが、こちらはカルテルらしいプラスチックの素材感と軽やかさが魅力の珍しい両袖デスク。
皆さんにも是非興味を持って頂きたいなという思いで、本日はこちらをご紹介させて頂きます。
遊びたくなるミニマルデザイン
世界的なプラスチック家具の老舗であり、現在も大変人気のある家具メーカー、 Kartell(カルテル)。
カルテルの多くの作品を担うフィリップ・スタルクを筆頭に、世界的なデザイナーとタッグを組んで生まれた数々のプロダクトは、一貫してどこか心躍るユニークなものが揃います。
インプションでも今までに多くのカルテル家具を取り扱っていますが、こちらは中でも入荷数の少ないドロワーシステム、モデル「4602」です。
イギリス生まれのデザイナー、Simon Fussell(サイモン・ファッセル )による代表作。1971年に発表され、MOMAパーマネントコレクションにも選定されています。
ドロワーシステムと言われる通り、ボックス型の引き出しを一つ一つ積み上げたスタッキングキャビネット仕様。
写真のように、ドロワーごとに付いた4つのダボパーツによって、引き出し同士を連結させただけの至って簡単な構造をしています。
今回は、左右5段ずつのドロワーに専用の天板が付属する為、両袖デスクとしてつかえる特別仕様での販売となります!
天板は横幅約170cm、奥行は約40cmと浅い為、コンソールデスクに近い設計。ワークデスクだけでなく、ベッドサイド用のドレッサー、ディスプレイ台などとしてもお使い頂けそうです。
引き出し一段分の深さは約11cm。デスクとして使う際は、書類などもすっぽり収まるサイズで、ファイリング用に最適。また、水に強いプラスチック素材の為、ドレッサーとして使う際は、化粧品類の収納にも最適です。
スタッキングによって自由に高さ、段数を調整でき、ドロワーの位置を変えることも出来ます。
写真のような形にすれば、子ども2人横に並んで勉強机としても使えそう。
天板を外し、ドロワーのみで使用するのもアリ。1段から5段までお好みの高さに合わせて組み合わせてお使いください。ちなみに、ドロワーの向きを変えて互い違いに重ねることで出来ますよ。
私個人的には、このグレーの色味が一番の押し。経年によるヤケや色合いの変化はありますが、それらも風合いとしてビンテージ好きにとってはたまらないポイントといえるでしょう。
同シリーズにはグレーだけでなく、ホワイトやオレンジ、イエロー、グリーンなどカラーバリエーションが豊富。 追加で色違いが手に入れば、モノクロでシックに、差し色を加えてポップに、色で遊ぶことだって出来ちゃいます。
色々な想像を膨らませて、自分にとって一番の"カタチ"を是非見つけてください!