EMECO
Navy Officer Swivel Armchair
Electric Machine and Equipment Companyの頭文字から由来しており1944年にアメリカのペンシルヴェニアで設立された”EMECO(エメコ)”。
第二次大戦の間はアメリカ政府から潜水艦や船の上で使用する、海水や潮風に強いチェアの開発・製造を受注、事業を拡大。
本日ご紹介させて頂くのは、そんなエメコ社の代名詞とも言われるチェアを現代のニーズに沿ってアップデートしたものです。是非最後までお付き合い下さいませ。
進化した名作
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こちらが潜水艦と空母で使用する椅子としてアメリカ海軍からの要請で作られたネイビー アームチェアを、新たにジャスパーモリソン氏が現代のオフィスチェアへとアップデートした「ネイビーオフィスチェア Navy Officer Swivel Armchair 」。
こちらのネイビーチェアは座面と背もたれにレザーが張られており、ブラックレザーとシルバーの色合いがインダストリアルかつモダンな雰囲気を演出しています。
ネイビーチェアは、良質なアルミニウムが原材料。
エメコ社独自の配合による軽量でタフなアルミニウム合金は、軽量、強靭、優れた耐久性を兼ね備えており、スチールの3倍の強度を誇ります。
常に不安定な環境の海上で使用することが前提だったので、実用性とその品質は抜群です。
製作には実に77種類の工程を経て製作されるネイビーチェアは、熟練職人が8時間もかけて磨き上げて奥深い光沢を出しています。
この独自の製法は77STEPSと呼ばれ、ネイビーチェアの基本工程として、他のエメコ社のチェアにも踏襲されています。
1990年の半ばになると、有名な建築家たちがこぞってネイビーチェアを使いはじめ、デザイン性やその品質の高さが世界中に証明されました。
これまでにジャスパーモリソンをはじめ、フィリップスタルクなどの名デザイナーとタッグを組みアルミニウムチェアを多く世に出してきました。
座高は調節可能で、シートの角度を調節できるチルト機構も搭載しております。
古くから潜水艦や空母で使われていたネイビーチェアは、姿を少し変え現代のデスクワークの環境にも適合しました。
国内未発売であることから流通も極めて少ないエメコのオフィスチェア。
快適さとタフさを兼ね備えたデスクチェアをお探しの方にお勧めしたい一脚でした。
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