Alitalia
Linea 72
本日は、快適な空の旅と贅沢を楽しむ洗練されたイタリアモダンデザイン" アリタリア航空 / Alitalia "『 Linea 72 ファーストクラス 機内食器セット 』のご紹介♪
食と美術と青い空


旅行や出張等で飛行機に乗らないと目にしない物。例えば機内食の細長いワゴン。「家の道具(=家具)」では無いものの、実はそれらも中古市場に時折出回る珍品として人気を集めていたり。機内販売の限定品は勿論、飛行機で実際に使われていた物は、意外にも高い注目が集まっています。
アリタリア航空は、日本とイタリアを結ぶ唯一の直行便を運航する航空会社として知られ、成田空港からローマとミラノへ、毎日1便と週5便の直行便を運航。惜しまれつつ2021年に75年の歴史に幕を閉じました。
こちらは同社のファーストクラスで使用されていた機内食用の食器セット。それがエコノミー用ではない事は見た目にも明らかです。

デザインを手掛けたのは、名作『 ボビーワゴン / Boby Wagon 』でもお馴染み、イタリア人デザイナーの" ジョエ・コロンボ / Joe Colombo"。
同氏はミラノトリエンナーレでプロダクトデザインに魅了され、60年代からわずか10年ほどの間に300以上ものデザインを残しています。同作は1970年代にコンペで勝ちとって誕生したデザインだそう。
製造は1735年にフィレンツェで設立されたイタリアの陶磁器メーカー" リチャードジノリ / Richard Ginori "。ファーストクラスの食器には、同国伝統の工芸技術を脈々と継承する老舗メーカーが採用されるのは言わずもがな。食器にはそれぞれの名前が刻まれています。


ホワイトとブラウンのツートンカラーで構成されたシンプルなデザイン。円形フォルムを基本として、部分的に直線的な要素を加えています。その斬新なデザインにより、食を目で楽しむ極上の時間が提供されていた当時の様子が容易に想像できます。
" 見た目半分、機能性半分 "そのバランスの中で美しいフォルムが完成するデザインの世界。クライアントから出される条件をクリアしながら、その制限がある中での熟考により、優れたデザインは誕生します。
いかにファーストクラスの客室が広々しているとはいえ、飛行機という限られた空間の中では、見た目や使いやすさの他にも収納性という大きな課題を抱えています。同作はスタッキング機能等、省スペースを考慮された構造が、芸術的な造形センスと絶妙なバランスの中で保たれ、機内食用のモダンデザインとして完成しています。


" 条件が厳しい程、モノづくりの情熱は燃える "芸術家、デザイナー、工芸家、建築家、様々な分野で活躍するクリエーターは、情熱的に、時に冷静に、まだ見ぬ美しい造形を夢見ています。
雨の日でも雲の上は青空。楕円形の小窓の外に広がる異世界を眺めながら、美味しい食事と美しい食器により心は晴れ渡っていきます。











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