ARABIA
Moomin Figurines
「レンジ台のうしろには、ムーミントロールといういきものがいるぞ。こいつらは首筋に息を吹きかけるんだ。」
夜中に台所でつまみ食いをした少女に叔父はこう驚かせました。
少女の豊かな想像力はいとも簡単にそのいきものを想像させたそう。
少女の心に深く印象付けられたこのいきものが後に世界中で愛されるキャラクターになろうとは、その時誰も思わなかったでしょう。
本日紹介させて頂くのはそんな少女の想像が作り出したいきもの、ムーミンのフィギュアシリーズです。
愛らしい奥深さ
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今回入荷したのはフィンランドの陶器ブランド、“アラビア / ARABIA”のムーミンフィギュアシリーズ。
陶器ならではの質感と重み、手作りならではの表情が人気の名シリーズです。
ヴィンテージ品にはプレミア価格が付くほど常に人気の高いアラビアのムーミンフィギュア。
今回入荷したのもまた、2年程しか作られなかった希少なアイテムです。
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遡る事1950年。
アラビアが最初にムーミンのテーブルウェアを生産し始めたのはこの頃でした。
作者であるトーベ・ヤンソンは当時ムーミンを商業利用することにあまり乗り気では無かったそう。
ですがアラビアの工場でのムーミンのハンドペイントが多くの女性に仕事与えている様を目の当たりにし考えは変わります。
その完成度を含めトーベ・ヤンソンはアラビアとのコラボレーションを認めたようです。
それから約70年。
アラビアはムーミンのテーブルウェアを作品の世界そのままに作り続けています。
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どこか不思議な、他の生き物やキャラクターとも形容しがたいフォルムを持つムーミン。
このフィギュアたちもまた、独特のまるみや表情がムーミンの世界そのままに表現されています。
陶器ならではの質感と造形はムーミンだからこそ深く結びついたのかもしれません。
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先述した様にムーミンを“いきもの”と呼んだのには理由があります。
カバや妖精、はたまたミュータントだったりと様々な憶測が飛んだムーミンの正体ですが、作者のトーベ・ヤンソン曰くムーミンは「Varelser」。
日本語に訳すると「存在するもの」という少し難儀な表現になりますが、スウェーデン語で「想像上のものも含む生き物」といったようにごくありふれた単語だそう。
トーベ・ヤンソンはムーミンを妖精だとはっきりと答えなかった様ですが、目に見えなくともそばにいる存在だと伝えたかったのかもしれません。
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今回入荷したシリーズは2010年の秋から販売され2012年には廃番となってしまったアイテム。
1997年に一度廃盤となり新たなデザインで復刻されたものです。
当初はムーミン、パパ、ママの販売でしたが2011年秋にフローレンとミィが登場。
この2人はほぼ1年しか製造されなかったという事もあり、希少価値の高いアイテムとなっております。
世代を問わず世界中で愛され続けるムーミン。
子供たちにも大人気のムーミンですが、今小説を読み返すとその奥深さに驚かされます。
苦難を乗り越えハッピーエンドを手にする姿。
友達や家族を想う強い愛情。
孤独を恐れず立ち向かう強さ。
その全てが濃く描かれています。
実に哲学的な表現だったり、挿絵の美しさだったりと、ムーミンが愛され続ける理由は至るところに散りばめられています。
改めて向かい合いたい作品です。
希少なアイテムの入荷となります。
お探しだった方はこの機会をお見逃しなく。
自由が丘店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。
ARABIA Moomin Figurines
ARABIA Floren figure Figurines
ARABIA Little-my Figurines
ARABIA Moominpappa Figurines
ARABIA Moomin-mamma Figurines