ASKO
Columna arm chair
フィンランドの美しい自然に根付く、シンプルなライフスタイル。
世界一幸せな国とも呼ばれるフィンランドですが、自然豊かな日本で暮らす私たちにとっても、その心地よい生き方には共鳴するものがあると思います。
本日はそんなフィンランドで作られたビンテージアイテム "アスコ ASKO コルムナ Columna アームチェア"のご紹介です。
「"今"で心が満たされるような」。
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こちらのチェアを製造したのは、フィンランドの老舗ブランド「アスコ ASKO」。
デザインは「イルマリ・ラッパライネン Ilmari Lappalainen」氏によるものとなっております。
ブランド/デザイナー共にビッグネームのような沢山の情報が出てくるわけではありませんが、現地フィンランドの人々の間ではとても良く知られている存在。
両者がいかに、フィンランドの人々の暮らしに近い距離感で家具作りをしていたかが伺えます。
1956年に誕生したというコルムナ Columna アームチェア。
何より目に映えるのは、一言に言い表せないような心地の良い姿。
それは森や林の中にあるような静けさや香りだったり、清涼感と暖かさが同居したような温度感だったり。
少ない要素の中に、ゆったりとした時間が秘められているように感じるのは私だけでしょうか?
厚みのあるプライウッド。
使用されているバーチ材は、その耐久性から高級床材として、ドラムの胴にも使われている木材として知られています。
高度な技術で作られたプライウッドは、2度折り曲げられ、脚部とアームが一体となったシンプルなセッティングに。
アーム部が滑らかに削り出されているのがお分かりになりますでしょうか?
ハンドクラフトならではの優しい仕上がりは、バーチ材が持つ綿密でしなやかな質感をより引き立てるポイントとなっています。
シートは流動的な造形となっており、水を想い起させるような、なんとも心地よい佇まいですね。
座面を支えるのは、無垢のバーチ材の梁に加え、座面と同じカーブラインに仕立てられたプライウッドのフレーム。
こういった自然なカーブラインを異なる部材で揃えて組み上げるには熟練の技術が必要となります。
しかしこれを繋ぎ合わせているのは、なんと4つの蝶ボルト。
そんなシンプルさも、フィンランドの暮らしに寄り添う扱い易さ、実用性を感じさせるようなアクセントになっています。
シート座面は幅53cmとゆったりとした広さ。
一方奥行は40cmと控えめとなっており、これによりスッキリとした個性的なフォルムが生み出されていますね。
その佇まいは、まるでダイニングチェアのような気軽に使える風通しの良さ。そしてラウンジチェアのような贅沢なパーソナルスペースが、見事に融合したものとなっております。
実際に座ってみると、これがびっくりする位のフィット感。
シートは全体はリクライニングしたように角度が付けられており、座面の奥、一番低い部分での高さは35cm程。
この絶妙な深さにより腰がすっぽりと収まるので、見た目以上の掛け心地となっております。
更に、S字を描くように造形されたバックシートがウエスト周りをしっかりと支えてくれ、座り疲れを感じさせません。
それは現代の人間工学に基づいたチェアと比べても遜色ない、非常に安定感のある掛け心地。
同じシートハイのソファ等と比べても、一味も二味も違う掛け心地をお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
ファブリックに触れてみると、シンプルなルックスを裏切るような充実感で、絶妙な張りと柔らかさがあります。
おそらく張り替えられたものだと思われますが、とても質の高いファブリックであることが伝わってきました。
ツートーンのカラーリングはモダンなコントラストを生み出し、上質な北欧家具の佇まいを演出。
どのような空間にもお勧めできる逸品となっております。
"アスコ ASKO コルムナ Columna アームチェア"如何でしたでしょうか。
シンプルな構造・シンプルな造形、
それらが融合した姿は、まさに北欧フィンランドの暮らしぶりがそのまま表れたかのような名作ビンテージアイテムとなっております。
今感じている景色や空気でゆっくりと心を満たしていきたい。
そんなひと時には、是非こちらのチェアをご検討ください。
お問い合わせお待ちしております。