ITOKI
vertebra03
日本の老舗オフィス家具メーカーとして知られる「イトーキ ITOKI」。
創業から100年以上にわたる歴史の中でオフィス空間の価値を向上させることを目標に、時代のニーズに寄り添ったプロダクトを数多く生み出してきました。
本日はそんな同社が2019年に発表した新進気鋭のデスクチェアをご紹介いたします。
ワークライフバランスを感じる一脚
すっきりとしたシルエットで、一見するとダイニング用のアームチェアとも思えるこちらは「バーテブラ03 vertebra03」デスクチェア。
洗練された各部の造形や4本の脚など、オフィス家具らしからぬ高いインテリア性を感じさせる一脚。
短めにとられたアームのおかげでデスクやテーブルに向かう際はもちろん、差して収納しておきたい際の省スペースにも役立ってくれそうです。
デザインは無印良品の「からだにフィットするソファ」やオムロンの「けんおんくん」を手掛けた柴田文江氏によるもの。
ブラックスチールとオーク無垢材を組み合わせた工業感ある素材を曲線を基調としたデザインに落とし込むことで、どこか素朴な風合いに仕上げています。
素材感や洗練されたディティールによるインテリア性もさることながら、デスクチェアならではの機能もしっかりと備えています。
腰掛けてまず初めに気付くのは背もたれ。ゆったり寄りかかるとフレームを軸に後方へリクライニングするようになっています。
また、すっぽりと包み込むような形状の座面は、ゆったりとした姿勢で座るとそれに合わせて前方にスライドする機構を備えており、一般的なリクライニングチェアと比べてスペースを占有することなくリラックスしてお座りいただけます。
さらにこちらの座面は前傾した姿勢にも対応しており、体勢に合わせて座面の先端部分がたわみながら傾斜することで、膝裏や大腿部が圧迫されるのを緩和する構造に。
各部があらゆる姿勢に合わせて可動するためデスクでの作業やテーブルでのお食事など、様々なシチューションでもお使いいただけます。
長時間の着座でも疲れにくい適度な反発のクッションを備えた背座。
こちらはそのカバーに世界的ファニチャーブランド"ノル Knoll"のテキスタイル部門として知られる「Knoll Textils」のファブリックが張られています。
グレインのカラーリングでフレームやアームとのコントラストも映え、柴田氏の洗練されたデザインに心地の良いナチュラルなリズムをプラスしています。
既存のオフィス家具とは一線を画したデザインが魅力の「バーテブラ03 vertebra03」デスクチェア。
インテリア性の高い機能的なオフィス家具としてはもちろん、ホームユースやカフェなどの店舗什器にもぴったりとマッチしてくれます。
イトーキが培ってきたオフィス家具のノウハウと柴田氏のデザインスタイルが見事にマッチした一脚、この機会にぜひお求めください。