HIDA
COUNTER CHAIR
木材の持つ魅力を最大限引き出した、というより樹木をそのまま現代住宅のインテリアに落とし込んだような自然の造形美。
飛騨産業の人気シリーズ " 森のことば " は驚くほどに表情豊かな樹木の魅力を暮らしに与えるプロダクトを製作。
一本の丸太から家具として使用されるのは25%から35%。こういった課題にも向き合い資源の活用を図る為、森の恵みの魅力を伝える為の家具づくり。
森のことばからカウンターチェアをご紹介。
樹木の個性、節が主役
1987年から飛騨産業のデザイン開発に関わる " 佐々木 敏光 TOSHIMITSU SASAKI " によるデザイン。
森のことばシリーズのソファは発表した翌年にグッドデザイン賞を受賞しています。
すらっとしたAシルエットのフォルム。
前面から見るとモデルの華奢な脚のよう。
横から見ると大地の力強さを感じさせるホワイトオークの杢目がよりはっきりと見えます。
節入りの家具というのは当時家具業界初の試み。
ひとつひとつ異なる造詣は樹木の個性を表します。
森の王と呼ばれるオーク材。
材木のなかでもナチュラルな表情が感じやすく流麗ではっきりとした杢目。
デザインに固執するのではなく素材が中心となるインテリアに自然と導かれるような趣きです。
ブラウンレザーの張り地を採用した座面が樹木の個性を消さずにアクセントになっています。
キッチンカウンター、コーヒーショップ、バーカウンターなどあらゆる場面に溶け込める風合い。
ペンションやコテージで感じる自然要素を凝縮した風合いに、一般住居でもアーバンに振舞うデザインを持つカウンターチェアです。