HIDA
hodaka
特有の気品を纏う日本の木工家具。
古くから伝わる職人の意匠は現代においても、色褪せない魅力を放ちます。
斬新かつ温かみを感じられるデザイン。
本日ご紹介させて頂くのは、日本を代表する巧みな木工技術を有する飛騨産業が手掛ける穂高シリーズのリビングチェアです。
気品あふれる優雅な佇まい
1920年に設立した家具産地・飛騨高山に拠点を構える飛騨産業。
1世紀近い歴史と熟練の技術を持つ老舗メーカーです。
ここから生まれた多くの名家具たち。同アイテムもそれらに引けを取らない美しい逸品です。
穂高シリーズの始まりは1969年。
戦後の好景気であった当時の日本は急速な洋式化が進んでいました。
そんな中、日本人の暮らしに寄り添う家具を追求し、穂高が誕生しました。
同アイテム最大の魅力はその生地にあります。
生地の特性に合わせた型紙を作成し、繊細な縫製を施すことで、美しい仕上がりを実現。
硬さの異なるウレタンを多層に組み合わせたり、贅沢な羽毛を採用するなど、細部にまでこだわった工夫を凝らしています。
フレームは最高の職人技術を駆使した、頑丈かつ美しい不変のデザイン。
流麗な曲線美や所々に施されたろくろ加工。
歴史と実績のある飛騨産業ならではの堅牢で丁寧な造りを感じることができます。
使い込んだような自然な風合いはアンティーク塗装によるもの。
均一な濃さではなく、あえて濃淡をつけることでヴィンテージのような表情を演出します。
シックな雰囲気とどこか懐かしい普遍的なデザイン。
細部まで凝らされた意匠はすべてが心地良く、高級感にあふれた逸品。
その強い拘りは、誕生から50年以上経過した現代においても強い存在感を放ちます。
飛騨の魅力を存分に体感できる一脚です。