ARABIA
PARATIISI C&S
食卓を華やかに彩るテーブルウェア。
お皿やカップ、ナイフやフォーク、グラスなどの食事に使用する食器やカトラリー全般の総称で、料理や雰囲気にあわせて使い分け、食卓を華やかに演出する重要な要素です。
そんな引き立て役のイメージが強かったテーブルウェアの概念に衝撃を与えてくれたのが、今回紹介するARABIA(アラビア)のParatiisi(パラティッシ)です。
デコレーターの王は概念を超えて


フィンランド、ヘルシンキ郊外のアラビア地区で1873年に創業された“ARABIA アラビア”。150年以上にわたり、フィンランドの日常生活の中で愛されてきた陶磁器ブランドです。
北欧の自然や文化からインスピレーションを得た美しく実用的なデザインが特徴的で、北欧デザインの代表として国や世代を超えて現在も人々を魅了し続けています。

アラビアの代表的なシリーズである“Paratiisi(パラティッシ)”。
デザインしたのは、ビルガー・カイピアイネン。
「デコレーターの王」「フィンランド陶芸界の貴公子」と称され、20世紀のフィンランドを代表するデザイナーです。
ボスニア湾沿岸のフィンランド南西部ポリ生まれの彼は、幼少期にヘルシンキに転居しますが、毎年夏はロシアのソルタヴァラという町で過ごしていたそうです。
ソルタヴァラの自然で養われた感性や芸術性は彼の有機的なデザインに影響を与えていると言われています。


その後、フィンランドの最高峰の芸術大学であるアールト大学芸術学部を卒業し、1937年にARABIAに就職。1954年から4年間はスウェーデンのロールストランドにも転籍しています。
シンプルで飾らない北欧のモダンアート全盛期において、カイピアイネンのデザインは装飾性に富み、隅々まで描かれたこまかい描写が特徴です。
時代の主流とは一線を画する独自の世界観は、当時の北欧で異彩を放っていたことでしょう。

こちらのティーカップ&ソーサーは、カイピアイネンの代表作の一つであるParatiisi(パラティッシ)シリーズのものです。
セットで使うのももちろんですが、ティーカップ&ケーキプレートのように別々で使ってもテーブル上の統一感を演出できます。
プレートのサイズが絶妙で、パン皿や取り皿として使うのにも最適。
カップの容量も280mlと大きめで、寸胴の形状なので単体でも使いやすく、さすが!と思わず声が出る機能美です。


1969年にこちらのブルー&イエローのカラーが発売され、その後ブラックホワイトとパープルが発売されました。
1974年の経済的危機により、アラビアの製品ラインナップは大幅に縮小され、パラティッシも生産終了となってしまいます。
しかしフィンランドでの再生産の要望が多く、1988年に生産再開となりました。
現在では定番ラインナップに加え、初期デザインのオーバルプレートもその姿を取り戻しています。

こんなにも独特なデザインでインパクトが強いのに、飽きられることなく今なお人気の衰えないパラティッシ。
北欧を代表する不朽の名作をお家時間にゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。











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