FDB Mobler
Model.154 Book Shelf
日も少し長くなり、厳しい寒さもあと少しと思える時間が多くなりましたね。
本日ご紹介させていただくのは、新しい季節に向けての模様替えや、新しい書物を迎えるのにぴったりなブックシェルフです。
本を魅せる

1866年スタート、デンマーク国民の生活水準の向上に貢献することを目的としたデンマークの組織"FDB(デンマーク生活協同組合連合会)"。その家具部門として1942年に始まったのが"FDB Mobler"でした。
その開発条件は「丈夫で、美しく、機能的、そして手軽な価格」。今私たちの思い浮かべる「良い家具の条件」はもうこの時既に生まれていたようです。
そんな同社の手掛ける家具は上記の条件から一切外れる事が無く、使う人に心地良さと快適さを届け、生活の質を間違いなく上げてくれるようなものです。

「モダンデンマーク家具の父」と後に謳われる“コーア・クリント(Kaare Klint)”が監修を務め、初代代表に就任したのが、今回ご紹介する『 model.154 』ブックシェルフをデザインした“ボーエ・モーエンセン Borge Mogensen”。
「椅子の王」と呼ばれるハンス・J・ウェグナーが同い年で親友であったり、時に協力し商品を作ったり、競い合うなど、公私ともに非常に親交が深かったそう。
「庶民のための家具を作ってほしい」というFDBの願いに応え、誰にでも扱える椅子「J39」を生み出したモーエンセン。そのデザインは、人々の暮らしに温もりと誇りをもたらし、デンマーク家具の礎を築く一歩となりました。


一見、本当にデザイナーズ?というくらいシンプルなブックシェルフ。
変わった意匠は無く、木材の良さを前面に出した、直線的な箱型の本体に床へと垂直に伸びる脚部が組み合わさったデザイン。
注目すべきは脚部を補強するための貫(ぬき)と呼ばれるパーツ。
脚部と本体の間に斜めに渡し、そこに生まれる空間を角があるままにするのではなく、アール(曲線)をつけることで脚部にかかる重さをさらに分散。
派手さはなくとも、そのさり気ない丸みからは、モーエンセンらしい遊びも感じられるデザインへと仕上げられています。


また、フレームには森の木々の中で最も進化した組織構造を持ち、ハッキリとした杢目により「森の王」の異名を持つオーク材を使用。
経年変化して表れた飴色の艶は、控えめでありながら確かな存在感を放ち、本の美しさをそっと引き立てます。
他の家具やインテリアにもすっと馴染み、まるで初めからその空間にあったかのように、穏やかで凛とした気配を漂わせます。


取り外し可能な棚板はダボによって高さを調節することが出来るのですが、なかなか見ないくらいにダボの間隔が細かいのも魅力的。
文庫本から図鑑や図録など、本のサイズは様々ですし。奥行だけ約26cmと浅めなので、横長タイプの本だけもしかしたら飛び出してしまうかもしれません。
少し高いけれど天板上にも植物やお気に入りのフィギュリンなど並べたら可愛らしくなりそう。
脚部の間にもゆとりがあるので、掃除機やモップなどお掃除しやすいのも嬉しいものです。

個人的に本棚でメインとなるのは「本」であって「本棚そのもの」ではないと思ったりします。
家具に限らず、様々なものに与えられた役割というものがあり、椅子であれば座ること、ベッドなら眠ること、テーブルなら食事や作業をするための台、家族や友人が集まるコミュニケーションの場であること、など。それなら、本棚なら本を収納し美しく魅せることかと。
勿論本だけじゃなくお気に入りのコレクションを並べても素敵ですが、これほどまでに本の収納に向いたシェルフはなかなか無いように思います。
品のある佇まいと抜群の実用面を持ち合わせた北欧の逸品。ぜひお部屋に迎えてみてはいかがでしょうか。











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