Herman Miller
Modular Seating Group 1P Sofa
最近とてつもなく映画が見たい欲求に駆られていますが、どうも家のソファじゃ落ち着いて見ることができなくて。
何かに集中するとき、あまりに広すぎる空間や視界から得る情報が多いとやはり集中できないなぁと。
それは家具も同じで、映画や音楽鑑賞の際に2Pソファでは広すぎる気がして、かといってダイニングチェアやデスクチェアは狭い気もする。
そんな時にぴったりな椅子って、こういう椅子なんじゃないでしょうか。
計算されたデザイン

今回ご紹介させていただくのは“ハーマンミラー Herman Miller”社より「モジュラーシーティンググループ Modular Seating Group」 の一人掛けソファ。
デザインを手掛けたのはミッドセンチュリー黄金期を代表する巨匠“ジョージネルソン George Nelson”。
“ハーマンミラー”と“ジョージ・ネルソン”という名前を聞けば、家具好きの方なら安心感を覚えるのではないでしょうか。

20世紀後半のアメリカのデザイン界を牽引し、後のインテリアデザインに多大な影響を与えたジョージ・ネルソン。
「スワッグレッググループデスク」や「マシュマロソファ」、「ココナッツチェア」など、数々の名作を生み出しました。
また、20年間ハーマンミラー社でデザインディレクターを務め、イームズ夫妻やイサム・ノグチなどの才能を早期に見出し、彼らを支えました。


ネルソンが手掛けた「モジュラーシーティンググループ」シリーズは、1956年にハーマンミラー社から発売され、1978年に生産が終了。
それ以来、復刻はされておらず、当時のオリジナルのみがビンテージ市場に出回っています。
そして今回ご紹介するのは勿論、ハーマンミラー社が生産した貴重なオリジナルのビンテージ品です。

ネルソンの得意としたモジュールシステムの採用で奥行きはすべて30インチ(76㎝)で統一されいるこのシリーズ。
アームソファやベンチソファ、サイドテーブル付きタイプなど、多彩なバリエーションが展開された本シリーズは、シーンに応じて柔軟な対応が可能に。
座面の奥行きや傾斜、背もたれの角度など、細部にまで綿密な設計が施されており、1人掛けソファやラウンジチェアに求められる“ゆったりとした座り心地”をしっかりと実現しています。
クッションは柔らかすぎず、硬すぎず、体重をしっかりと受け止めながらも沈み込みすぎない絶妙なバランスで、安心感のあるホールド感を与えてくれます。

ジョージ・ネルソンのデザインと言うと、軽やかでポップな印象があるかもしれませんが、こちらはそのイメージを一新するシックでモダンな雰囲気。
ダークグレーのファブリックとスチール製の脚部、直線的なデザインが融合し、洗練された印象に。
ミッドセンチュリーモダンはもちろん、インダストリアルやビンテージスタイルにも馴染み、ホームでもオフィスでも活躍するアイテムです。

ジョージネルソンが生み出した名作と言えるモジュラーシーティンググループソファ。
シンプルでありながら厚みのある座面と、一体感を感じさせるフレームの重厚かつ高級感が際立つ一台。
ミッドセンチュリーモダンのインテリアを愛するコレクターにとっては、必見のアイテムのご紹介でした。











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