TOKYO RECYCLE imption
Kyodo
実は3匹の子ぶたに出てくるオオカミが悪者ではなかった?(三びきのコブタのほんとうの話)とか、桃太郎には弟がいて鬼退治に行ったら鬼と一緒に暮らすことになった!(桃次郎の冒険)など、意外に多い童話のパロディたち。
一般的に知られるおとぎ話とは異なる展開をみせる派生形の物語って、なんだかおもしろくて好きです。
でもシンデレラはもともとのストーリーが残酷すぎて、メルヘンに脚色された逆パターンだそう。教訓や深い意味が込められている昔話や童話も視点を変えることで違うメッセージになっていたり。どうやら奥が深いみたいです。
夢も現も
なぜこんな話を始めたかというとそれは…経堂店にガラスの靴が落ちていたから。グリーンストライプの光るガラスの靴。シンデレラをモチーフにしたMt.hariの照明です。ちゃんと展示していますので実際には落ちてはいませんが、お家で飾るならそんな演出もしてみたくなりそうです。
それを囲むようにアスティエ・ド・ヴィラットのきのこや肉、食器たち。現在の店内はなんだかファンタジーな気分を味わえる様相です。
もちろんそのほかの雑貨もこの充実っぷり。おすすめは柳総理のカトラリーに、ちょっぴり華やかな柄をまとったウェッジウッドのC&Sやマグたち。それからロシアの民芸品・マトリョーシカになった西郷どん(西郷隆盛)。
空想ではなく現実の世界で活躍するアイテムに、国や時代を超えて愛される小さな名品が揃っています。
さらに家具も同様にいろいろと入れ替わっています。まずは入口の北欧ゾーンから、オールブラックのクールなYチェア。イデーの初期プロダクトであるテーブルを合わせてカフェ気分な一角です。
またウェグナーと並ぶ北欧の巨匠、アルネ・ヤコブセンのセブンチェアを横目に、たっぷりの北欧食器が並びます。ちなみに頭上にはホワイト色のPH5プラス。先月とは異なる定番カラーで取り入れやすい1台です。
お次はミックスエリアと化している店内中央。北欧椅子に作家もの、日本やUK、デンマークのビンテージ家具などが入り混じっています。
中でも注目はとにかくフレームラインが美しいカイ・クリスチャンセンによるネストテーブル。また上は収納、でも下は脚だけという仕様がめずらしいイギリスのパイン材キャビネットも個人的にはタイプです。
ラストはつい座ってみたくなるイームズのチェアが2脚(アームシェルとアルミナムグループ)も鎮座する店内奥で締めくくり。有名&名作というだけあって店頭でもお試しいただくお客様がたくさんいらっしゃいます。
もし掛け心地を確かめたい、とりあえず座ってみたいなど、お試し欲が湧いた時にはどうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
さて、刻々と近づく雨のシーズンに向けてインテリアをもっと満ち足りたものにしていきたいと思うこの時期。ありがたいことに新入荷もぞくぞくとやってきています。
いつか手に入れたいと願っていた夢の家具も必要に迫られ今すぐほしい実用的なアイテムも、タイミングよく見つかるかもしれません。
ちょっぴりお出かけが億劫になる季節ではありますが、そんな気分を吹き飛ばすラインナップで皆さまのご来店をお待ちしております(ぜひオンラインショップもご利用ください)。