私の部屋 watashi no heya
Chelsea Glass Cabinet
イギリスを始めとする、ヨーロッパの歴史を感じさせるビンテージのクラシカルな家具。長い時間を経るうちに、様々な要因が重なることで深みが増した家具は唯一無二の特別な魅力を放っています。
ただ、そんなビンテージのクラシカルな家具、実際に買うとなるとその魅力や価値故に少しお値段が張るものが多く、なかなか手を出しづらいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本日はビンテージに似た雰囲気を持ち、日本の居住空間にも取り入れやすくお財布にも優しめのクラシカルな家具をご紹介させていただきます。
日本が作るクラシカル家具
1972年の春に創刊されたインテリア雑誌から生まれたショップ“私の部屋(watashi no heya)”。
かけがえのない私の部屋を作ろうというメッセージのもと、日本の伝統的な暮らしの道具から現代的な家庭用品まで幅広いアイテムを展開しています。
今回ご紹介させて頂くのは同社より、オリジナル家具として展開された「チェルシー Chelsea(旧チェスナット)」シリーズのガラスキャビネット。
英国のスタッキングブックケースをモチーフにしたような、ヨーロピアンテイストなルックスのこちらのキャビネット。
派手な装飾は施されておらず、日本の暮らしに合うデザインに落とし込んだシンプルでクラシカルな風貌の1台。
フレームにはUKビンテージによく使われるオーク材を使用。
良質なオーク材にしか現れない特徴的な杢目である虎班も家具の表情を作るのに一役買っています。
又、耐久性・耐水性が高く硬くて丈夫な上に、オーク材の木の成分に含まれるタンニンは防虫・防カビ効果があるため、収納家具としてピッタリの木材。
上品な艶や深みのあるブラウンの色合い等、落ち着いた重厚感のある佇まいに引き込まれます。
ガラス扉は3段ともフラップ式となっており、開いて差し込めばそのまま本体に格納することが出来る為、収納物の出し入れも気軽に行うことが出来ます。
本であれば文庫本からAB判サイズまでなら余裕を持ってお使い頂けるサイズ感となっており、本棚は勿論のこと、飾り棚や食器棚としてなど幅広いアイテムの収納に最適な仕様。
重厚感はあるものの前面のガラス扉や立ち脚により軽やかな印象を受けると共に、奥行が抑えられている為どんな場所にも設置しやすく、ご自宅だけでなく店舗什器としてもオススメです。
敷居が高いと思われがちなクラシカルデザインのアイテムですが、意外にも和室との相性が良かったり、合わせるアイテムでさらに魅力が増す奥深いものばかり。
幅広いインテリアに溶け込み、様々な空間にすんなりと馴染んでくれる“私の部屋”の“チェルシーガラスキャビネット”。
味わい深いオーク材の表情と全体のバランスが絶妙な、これからの生活を共に永く過ごして頂ける逸品のご紹介でした。