特集:Birds by Toikka イッタラバード 小さなオンライン展覧会 ~ オイバ・トイッカが遺した野鳥の響

UPDATE: STAFF:アベカワ
特集:Birds by Toikka イッタラバード 小さなオンライン展覧会 ~ オイバ・トイッカが遺した野鳥の響

特集:Birds by Toikka イッタラバード 小さなオンライン展覧会 ~ オイバ・トイッカが遺した野鳥の響

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イッタラバードの小さな展覧会

インプションでもたまに取り扱いのある”イッタラバード Birds by Toikka” この度、50羽以上の鳥達が私たちの所に飛来してくれました! いつもなら嬉しさのあまりお店で展覧会を催すところですが、いまの状況で1か所に集めてしまうのは良くないので、オンラインを中心とした小さな展覧会として観ていただくことになりました。 このブログやインスタ(バード展用)ですべての鳥達をおおまかに紹介し、インプション各店に飛び立たせた鳥達はオンラインストアや各店ブログにて詳しく紹介していきます。 それではウチの小鳥たちが撮影してくれたコマ撮り動画&美しい写真と共に進めていきましょう。

オイバが遺してくれた野鳥の響

1972年、オイバ・トイッカが最初に製作したバードが「Flycatcher (シエッポ)」。 この1作目で既にオイバが表現するバードの愛らしさやアート性、クラフト感が伝わってきますね。 鳥それぞれに個性があるように、職人のマウスブローによるイッタラバードの作品も、同じものは2つとして存在しないことになります。 鳥好きオヤジの一言) シエッポは和名でヒタキ。ヒタキ科の鳥は日本でもよく見られる可愛らしい鳥で、ロクショウヒタキは息をのむ美しさです。 1972年の誕生から現在までオイバによるバード達は300種以上も製作されているそう。 カタチや大きさ、色や模様でそれぞれの鳥を表現しているイッタラバード。 実際の鳥と比べてみると、オイバがその鳥のどんな部分に目を留めてデザインしたのかが大凡ですが分かります。 その特徴をオイバがどう捉えたのか、そう考えながらバードを鑑賞すると想像以上に楽しめる事と思います。 さてイッタラバード最大の難関はコレクションすることではないでしょうか。 1972年からあるので近年の物以外はビンテージ品を集めるしかありません。 また1996年からはアニュアルバードといった1年限定のバードもいますし、scopeさんの別注や企業の別注などもあるので、その種類はどんどん増えていき、コレクト完了は夢のまた夢状態。 それ故、集めている方は好きなカタチや色、実在の鳥で好きな種を集めるなどしています。 でもそれで良いのではないでしょうか。 完コレが無理な以上、気に入ったバードだけを少しずつ集める。 イッタラバードは押し入れに仕舞っておいても仕方のない、飾るためのアートピース。 1羽でも十分にインテリアしてくれる野鳥の響をオイバからいただいてみてはいかがでしょう。

さてここからはインプションの各店に飛び立った鳥達を係留地ごとに画像で紹介。 お目当てのバードがいたらお問い合わせください。 (名前や年代など不明な物もUnknown表記にていくつかあります。)

まずはインプション1号店である用賀店から

左からYellow Grouse 2020、Black Bullfinch 1994-1997(左手前)、Ugla 2012 scope Proto type (左奥)、 Small Goldcrest 2004 (中手前)、Little Scaup Duck 1988 (中央)、 Meno 2019 scope (中奥)、Helmikana 2002 Annual Bird (右)

スコープ限定のUglaとMenoがあります。 Uglaに関してはあるはずのシリアルナンバーが入っていないためプロトタイプでは?といったお話しも・・・ 他、渋めの子が多めですが80年代ビンテージだったり、2002年のアニュアルバードだったり、レアな子が多くいます。(用賀店) お次はインプション本店、祖師ヶ谷大蔵店から

左からLabbe 1988-1992 3000p、Species of Tern 1988-1992 3000p (左手前)、 Unknown iittala 2017 (中手前)、Vuono 2019 Annual (中央)、Swamp Curlew 1993-1994 (中奥)、 Safiiri 2009 500p (右手前)、Unknown iittala 2018 (右中)、Lollipop 2016 100p (右奥)

二又の尾が可愛い3000個限定のLabbe (トウゾクカモメ?)やTern (アジサシ)などちょっとサイズの大きめな子と詳細が判明しなかったUnknownの2羽、そしてレアなロリポップ2016があります。 (ロリポップはバードではありませんがオイバなので一緒に入れさせていただきました。) Vuono (フィヨルドの意)は2019アニュアルバード、Safiiriは500個限定です。 Unknownはそれぞれ脚裏にiittala 2017 or 2018の刻印が入っているのですが詳細はわからず。 手前のBaby Kiwiみたいな子はオパールのようなカラーもめずらしい色合いです。 (祖師ヶ谷大蔵店) 次はすずらん商店街にある経堂店

左からLittle Barn Owl、Barn Owl、Grass Eider 2010 (左手前)、Bilibii 2015 260p (左奥)、 Raquel 2009 (中央)、 Egg Viola (右手前)、Grebe or Diver (右中)、Viitakana 1993-1998 750p (右奥)

一際目を引くBilibii (キウイー)はイッタラバード好きが企画した限定品だそうです。これは実在の鳥とは違ってますがフォルム&カラーともにキャッチ―なバード。 また奥にいるグリーン&ゴールドカラーのViitakanaも750個限定のバードです。 右側の青い子はGrebe (カイツブリ)なのかDiver (アビ)なのかがはっきり分かりませんでしたが良いブルーです。(経堂店) 次はメキメキと新しくなっている街にある下北沢店

左からRocky Kiwi 2004 500p、Marsh Duck 1991-1997 (左手前)、Pale Male 2007 (左奥)、 Baby Crow 1991-1997 (中央)、Crow 1982-1998 (右中)、Pampula/Pompom 2018 scope 280p (右奥) Sieppo Green/Lemon(scope)・Pink/Clear(vintage)・Orange/Green(scope)

迫力のPale Male (アカオノスリ)やRocky Kiwiからちびっ子のSieppoまでサイズの幅が広く展示されます。 シエッポはスコープ限定とビンテージがあり、カラスの親子も揃います。 (そしてまたまたバードではありませんがオイバ繋がりでPompomのF型 2018もございます。) (下北沢店) 次はオシャレさんが集う街にある自由が丘店

左からJouliana 2009、Kuulas 2012 (左手前)、Kiikkuri 2019 scope 500p (左奥)、 Grazy days 2003 Stockmann (中手前)、Grebe or Diver (中奥)、 Small Smew 2002-2006 (右手前)、Eider 1986-1994 (右中)、Evening Bird 2008 Unique days 100p (右奥)

ビッグサイズの人気バード、スコープ限定のキーックリやユニークデイズ限定のイブニングバード、ストックマン限定のグレイジーデイズと限定物が3羽揃います。 他にも違った意味で有名な名称のジュリアナや可愛い可愛いSmall Smew (ミコアイサ)などがおります。(自由が丘店) 最後はインプション唯一の目黒区店舗、学芸大学店から

左からMistle Thrush Egg 2013 Annual、Festive Catcher 2012 (左奥)、 Alaska Loon 2009 FinnFest 500p (中手前)、Pilot 2018 (中央)、Pekkasiini 1994-1996 (中奥)、 Sieppo Yellow/Amethyst scope (右手前)、Flycatcher 1972-1978 Red/Green (右中)、Flycatcher 1972-1978 Green/Red (右奥)

2013年のアニュアルエッグとフェスティブキャッチャー (ミヤコドリ?)といった大物からFinnFest限定のアラスカルーン、スコープ限定のシエッポなど。 そして最初に載せたBirds by Toikkaの原点であるビンテージのFlycatcherが2羽並びます。(学芸大学店)

すべての鳥達はこちら! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。 以上が今回の小さな展覧会に出演する鳥達です。 以前からウチにいる鳥達も含めますと50羽以上がオンラインストアに登場します。 気になる鳥さんがいたらどんどんお問い合わせください。 <Birds by Toikka イッタラバード 小さなオンライン展覧会 ~ オイバ・トイッカが遺した野鳥の響> 鳥好きオヤジの一言) 数年前にあるコンビニの駐車場で見かけたセキレイの可愛さにKOされ、以来散歩しているときに野鳥を見るのが楽しみになりました。 スズメはもちろんシジュウカラやメジロ、ムクドリ、ヒヨドリ、オナガなどが私の住んでいる所でも見ることが出来ます。 しかし夏は野山に食べ物が豊富なのと渡り鳥がいないので、見れる鳥の種類が非常に少ない。(とりぱん調べ) でも今年はオイバがたくさんの鳥達と引き合わせてくれましたので嬉しいかぎりです。

wrote by インプションで歳が上から2番目のおじさん

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