特集:長年愛されるシェルチェア ハーマンミラー&ヴィトラ Herman Miller & vitra. ~組み合わせのジレンマ~

UPDATE: STAFF:トリス
特集:長年愛されるシェルチェア ハーマンミラー&ヴィトラ Herman Miller & vitra. ~組み合わせのジレンマ~

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Herman Miller & vitra. Side & Arm Schell Chairs

皆さん、こんばんは。 突然ではございますが”組み合わせ”という言葉を聞いて、イメージするものは何でしょうか? 家具のサイズ感や色味の組み合わせ、料理の盛り付けに使う器、コーヒーの銘柄とドリップの種類、餃子のタネに使う肉の種類、ブーケに使う花のチョイス…挙げていくときりがありませんね。 自分事にはなりますが、私は管楽器(サックス)を嗜んでいます。この楽器はマウスピース(息を吹き込む口の部分)、実際に振動して音を出すリード(アイスのヘラみたいなものです)、そして楽器本体と多くのパーツを変更可能なのです。この組み合わせは無限にあり、自分が出したい理想の音に向かって試行錯誤するのが苦労であり、楽しみの一つでもあるのです。 「モノ」が一つであれば選択肢が無い分迷いも出ませんが、その組み合わせに迷い悩むという経験、皆様にもございませんか? 実は、そんな悩み多き皆様をさらに悩ませてしまう(笑)のが今回のブログです。 ご紹介の点数は多いのですが、どうぞ最後までお付き合い頂けますと幸いです。

Pick up items

今回ご紹介するのはアメリカ、ミッドセンチュリーを代表するイームズ夫妻(Charles & Ray Eames)のシェルチェア。 1948年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて行われたローコスト家具デザイン国際コンペにて発表され、今では見かけた事の無い人はいない、と言っても過言ではない程の有名な椅子。 勿論有名無実ではなく、当時最先端のFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使用した先進性、一体成型のシェルによる流麗なデザイン、考え抜かれたシートによる快適な着座等、しっかりとした理由が集まっているのです。 長年愛されている、という事は長年作られている、という事でもありバリエーションも豊か。 現在自由が丘店には沢山の中から迷って戴ける数が入荷しております! それでは以下ご紹介させて頂きます。まずはベーシックなサイドシェルチェア。

HM社 DSR ホワイト × クローム 現行FRP

>>この商品の詳細を確認する ホワイトのシェルにメタルのエッフェルベースの組み合わせがとてもシンプルな佇まい。最初の1脚にも選びやすいのではないでしょうか。 部屋のテイストを選ばない素敵なチェアです。こちらは現在2脚ございます。

HM社 DSR ネイビー × ホワイト 現行FRP

>>この商品の詳細を確認する 爽やかなネイビーのシェルにホワイトカラーのエッフェルベースの組み合わせ。クリーンな印象ですが、FRPの素材感が良く少しこなれた印象も。どことなくアメリカンでベースボールな感じを受けるのは私だけでしょうか?こちらは現在3脚あるので、今ならお気に入りの1脚を選べます。雰囲気を揃えて3脚一緒に、なんていうのもありかもしれません。

vitra社 DSR ホワイト クッション付

>>この商品の詳細を確認する こちらは他のチェアとは違い、スイスのヴィトラ(vitra.)社のもの。シェルの素材はポリプロピレン。FRPの触感が「ツルツル」としたらこちらの素材は「サラサラ」もしくは「ザラザラ」。赤いパッドが付いているため座り心地は柔らかです。パッドは下から金具で固定されているので、アレンジを楽しむ人であればパッドを外して白一色にも。ポップな色合いも、気分を変えてシンプルにも楽しめる便利な1脚です。 こちらは現在2脚ございます。

HM社 DAR オレンジ × ブラック & LAR ホワイト × ブラック 現行FRP

>>この商品の詳細を確認する そしてここからはアームシェルのご紹介。アームレストが付いている分より寛げる、贅沢なチェアとなります。 こちらはオレンジのシェルとブラックのエッフェルベースの組み合わせ。 活力溢れるオレンジカラーと、ダークサイドな雰囲気を持つブラックカラーの絶妙な組み合わせ。 お部屋に置いてあるだけで、存在感を放ってくれること間違いなしです! そしてホワイトのシェルに、現在は製造されていないキャッツクレイドルベースを合わせた1脚。別名ラウンジベースとも云われるこの脚部は低めの座高に作られているため、より天井の広さを感じられます。脚も地面に「着ける」だけではなく低さを活かして「伸ばして」座る事も出来るため、より寛ぐ事の出来る1脚になっています。ホワイト×ブラックの組み合わせはとてもシックで、モードな雰囲気にも合いますし木味の家具の中にあっても隠れたアクセントになってくれます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。はたして何回「組み合わせ」という言葉を使ったのか(笑) 取り合わせが可能な選択肢から選ぶ楽しみもありますが、実物を見ると想像した以上のインスピレーションを得られるものですよね。迷い続けていると選べない、なんてジレンマに陥ってしまう前に一度ご覧になってみませんか?自分が求めているものが何か、そのヒントを得られるかもしれません。 自由が丘店にて現在展示中ですので、近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。
特集:長年愛されるシェルチェア ハーマンミラー&ヴィトラ Herman Miller & vitra. ~組み合わせのジレンマ~

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