冷たいも温かいも
キンキンに冷えた水や麦茶、塩分のことも考えてスポーツ飲料、某コーヒーショップのスイーツみたいなフローズンドリンク…早くも溶けそうな夏の気温に頭の中は冷たい飲み物のことばかり。
はたまた、エアコンで冷え切った室内では胃腸に優しく沁みわたる温かい紅茶やコーヒーを欲してみたり。
夏の暑さに負けないように水分補給は大切です。でもせっかくなら美味しく摂取したいのです。
Pick up Stelton Vacuum Jug
1960年に創業したデンマークのキッチンウェアメーカー、Stelton(ステルトン)。中でも最もポピュラーなプロダクトとして知られるのが「バキュームジャグ | Vacuum Jug」です。
日本でいうところのいわゆる魔法瓶で、真空状態に保った2層ガラス構造により温冷どちらにも保温効果を発揮するアイテム。今回は3種のデザインをまとめて紹介いたします。
x mina perhonen Emma Vacuum Jug Tea
クラシックシリーズと並び人気の高い「エマ | Emma」は、Holmback Nordentoft(ホルムバック・ノーデントフト)が手掛けたシリーズ。
スチールのボディにブナ材のハンドルをあしらった北欧モダンデザインが優しい雰囲気を醸し出します。
しかもこちらは2019年に限定販売されたmina perhonen(ミナペルホネン)とのコラボレーション仕様。ベージュ色の「タンバリン | tambourine」柄が施され、可愛らしさ全開です。
茶葉を抽出するためのフィルターが付属するティージャグは、紅茶好きの方におすすめの1点です。
CLASSIC Press Coffee Maker
定番の「クラシック | CLASSIC」シリーズからは、コーヒー派の方におすすめのプレス式コーヒーメーカーを。
1977年にErik Magnusse(エリック・マグヌッセン)によってデザインされた、Vacuum Jug(バキュームジャグ)。実はアルネ・ヤコブセンの名作「シリンダライン」のデザインを踏襲して作られたんだそうです。
粗挽きの豆を入れ少量のお湯で蒸らした後、再度適量のお湯を入れてつまみをゆっくりと押し込んで淹れるプレス式。どうやらドリップ式とは風味も異なるみたいです。
最大8カップまで同時に作れるので、食卓でたっぷり美味しいコーヒーをご堪能いただけます。
CLASSIC Vacuum Jug EM77
もちろんオーソドックスなバキュームジャグもあります。ステルトンといえばやっぱりこれです。
ティー&コーヒータイムだけでなくオールタイムで活躍する1000mlサイズは日常使いにぴったり。お茶の作り置きやお好みの飲み物を入れてアウトドアに持ち出すのもよさそうです。
ちなみにカラーは爽やかなアイスブルー。しかもつるつると光沢のある質感ではなく、さらさらとした手触りのマットタイプ。現行展開のない廃番カラーです。
シンプルなデザインに際立つポップなカラーリングで食卓に遊び心をプラスしてみてはいかがでしょうか。
おわりに
デンマークの家庭には、必ず1台は常備されているというバキュームジャグ。デザイン性だけでなく使い心地の良さが選ばれている理由です。
電気を使わずエコ。しかもお手入れも簡単。内部は水洗いが可能で、ボディの外側は布で拭くだけで大丈夫です(クラシックタイプはサイドのボタンを押すことで内部まで分解もできます)。
冷たいも温かいも飲みたいときに飲みたい分だけ。美味しい水分補給に欠かせない存在になりそうです。