新潟加茂 金具整理箪笥 呂色仕上げ
新潟の加茂(かも)で「桐たんす」が作られるようになってから、およそ200年。数々の逸品を生み出してきた加茂の技は脈々と受け継がれ、その伝統と優れた品質は現在でもファンを虜にして止みません。1976年には通商産業大臣から【 伝統的工芸品 】の指定を受け、桐たんすと言えば「加茂」と言われるほど全国的に高い評価を受けています。今回はそんな加茂のたんすから珍しいモデルを入荷できました。市場でもほとんど出回っていない商品ですので、気になる方は是非見ていって下さい♪最高級の仕事をご堪能ください。
まず目につくのはこのカラーリングではないでしょうか。この深みのある落ち着いた緑の名前は『呂色』。桐のたんすを思い浮かべても、まず出てこない珍しい色ですよね。中古市場にそこそこ長く身を置く私ですが、加茂のたんすでこの色は初めてです。 珍しいのは色味だけではございません。こちらのたんす、なんと作家がダブルネームとなっています。本体の製作は伝統工芸士に認定されている「 皆川繁之氏 」、表面の漆塗は漆塗装一級技能士の「 金 惣一氏 」が手掛けています。つまりこのたんすは共に国からの認定を受け、業界の最高峰の一人に数えられる人物による贅沢極まりない合作ということです。 呂色の塗装は、塗っては磨く作業を幾度も繰り返し行い最終的には顔が映るほどの鏡面加工を実現しています。また金具は特注品の青銅色で、たんすとのコントラストの美しさはまさに格別。 すべての引き出しが鍵で施錠可能。気密性の高さも文句なしなので、大切なお着物やお洋服を安心してしまっておけますね。ちなみにこのたんすは上段左の引き出しを閉めると自然に右の引き出しが開いてきます♪ こちらのたんすの定価はなんと約86万円。新品では中々手が出せないという方も多かったはず。今回もお求めやすい価格でのご紹介が叶いましたので本格的な桐のたんすをお探しだった方は是非ご検討下さい。----------------- SPEC -----------------
Item number: SA22-505
Size: W100 × D45.5 × H83.5 cm
Price: SOLD OUT
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