岩谷堂箪笥 白梅5号 中型タンス 4段5杯 整理箪笥 タンス 牡丹紋様 南部鉄器金具 欅 桐 漆 伝統工芸 民芸家具 鍵付 ~日本の伝統文化は偉大だ!~

UPDATE: STAFF:ミズ
岩谷堂箪笥 白梅5号 中型タンス 4段5杯 整理箪笥 タンス 牡丹紋様 南部鉄器金具 欅 桐 漆 伝統工芸 民芸家具 鍵付 ~日本の伝統文化は偉大だ!~

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岩谷堂箪笥 IWAYADO

白梅5号 整理箪笥

脈々と受け継がれていく日本の伝統文化。 技術の進化が進んだ現代の日本では、後世に伝えるべき伝統技術が薄れてきているように感じます。 かくいう、私の家にも和家具はおいておりません。 それでも和家具に囲まれると不思議と安心するのです。 手から伝わる温もりだったり、匂いであったり。 日本人の記憶に残り続ける家具は、やはり和家具だと思うのです。 私がこの整理箪笥を見た時も、自然と心が温かくなりました。

日本の伝統文化は偉大だ!

>>この商品の詳細を確認する 平安時代末期である1100年代に起源を持ち、日本の伝統文化として受け継がれてきた岩谷堂箪笥。 そのルーツも興味深く、1780年代の江戸時代中期に岩谷堂城主・岩城村将が稲作のみの経済から脱出しようと家臣に箪笥を作らせたのが始まりだそう。 昭和57年に厳正な審査を受け伝統工芸品に指定された岩谷堂箪笥は、数々の世界遺産や独自の文化・産業を継承し続ける岩手県の代表的な家具です。 支え合いと互いの幸せを大切にする岩手県は「希望郷いわて」と呼ばれています。 そんな岩手県の伝統文化である岩谷堂箪笥の整理箪笥には、形容しがたい懐かしさを感じました。 まず、目を引くのは欅の杢目。そして美しく力強い杢目を引き立たせる漆の艶。 その異彩を放つ存在感は、一瞬ひるみそうになるくらいの迫力を感じました。 しかし、見れば見る程不思議と落ち着くのです。 赤味を帯びた色合いも、朱珠杢目と呼ばれる玉状の形をした突起状に出る美しい杢目も。 まるで威厳ある祖父が時折見せる優しい笑顔の様な、そんな優しさを感じました。 箪笥の外側に漆を塗られた欅の杢目は非常に美しい表情をみせてくれます。 実は、岩手県は古くから我が国を代表する漆の産地だそうです。 平泉文化を華麗に装飾した漆塗装の技術が岩谷堂箪笥に生きています。 漆塗りを施すことにより、耐久性もより優れたものになります。 時を経るにつれ透明感が増し、重厚感と品格のある箪笥になるのもとても魅力的です。 そして、社寺金物を思わす重厚感溢れた鉄鋳物の装飾。 なんと南部鉄器を使用しているそうです。 南部鉄器と言えば急須を思い浮かべますが、こうした家具の装飾にも使われるんですね。驚きました。 岩手県の盛岡市と奥州市でつくられる伝統工芸品の南部鉄器。 鋳型に流して形をつくる技法で造られているそうです。 牡丹紋様があしらわれた鉄鋳物が粋ですね。 ザラリとした質感の南部鉄器と、赤味のある欅の杢目の相性が非常に良く思います。 抽斗を閉めると他の段が出てきました。 『これは仕掛箪笥なのかな?』と思いましたが、堅牢な造りの岩谷堂箪笥は気密性がとても高いのだそうです。 空気の逃げ場となる隙間が無く、閉めた時の空気圧で他の段が出てくるのだそう。 技術力の高さに驚かされました。 天明の時代から技を受け継ぐ日本の伝統工芸品「岩谷堂箪笥」。 こういった家具を見ると、つくづく『日本の伝統文化は偉大だ!』と思わされます。 もっと多くの人に知ってもらいたい家具でもあります。 是非、美しい自然に抱かれながら育んだ岩手県の伝統文化の家具に触れてみてください。

岩谷堂箪笥 白梅5号 中型タンス 4段5杯 整理箪笥 タンス 牡丹紋様 南部鉄器金具 欅 桐 漆 伝統工芸 民芸家具 鍵付 ~日本の伝統文化は偉大だ!~

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