Tendo
Oval Dining Table ”T-2357”
ファッションでも、つい一番手に取るのはシンプルで何気ない服や色だったりしますよね。
お店で目を引く華やかなデザインや形のものは、手に入れた瞬間はワクワクして所有欲を満たしてくれますが、意外と長く着ることは少なかったりします。家具もそれと同じかもしれません。
派手さはなくても、使うほどにその良さがじんわりと感じられる。そんなテーブルをご紹介します。
派手さよりも、暮らしに寄り添う美しさ

1940年、山形県天童市の職人たちの手によって生まれた天童木工は、成型合板(プライウッド)の技術をいち早く取り入れ、柳宗理や剣持勇といった名だたるデザイナーと共に数々の名作家具を世に送り出してきました。
そんな彼らのクラフトマンシップと、北欧デザインの巨匠ブルーノ・マットソンの感性が融合したのが、この一台です。


天板は小判を思わせるような、やわらかなオーバルフォルムが印象的。
角のない優しいラインが空間に穏やかな雰囲気をもたらし、どこに座っても自然と会話が生まれるような心地よいデザインです。

そして、注目したいのが脚先の形。筆の「はらい」を思わせるように外側へとスッと広がり、ミニマルなデザインの中にも優しい動きを感じさせます。
細かな部分にまで美しさが宿るのは、職人たちの確かな手仕事ならでは。


脚部や幕板には、天童木工ならではのプライウッド技術が贅沢に用いられています。これにより、しっかりとした強度を保ちながらも、見た目にも軽やかで扱いやすい仕上がりに。

素材には、やわらかな木目と上品な光沢が魅力のメープル材を採用。
手に触れるたびに自然のぬくもりが伝わり、使い込むほどに味わいが増していく、美しく経年変化を楽しめる素材です。

マットソンによる名作”マルガリータチェア”と同様に、北欧のモダンデザインに日本の美意識が織り込まれた、独特のバランスが魅力。
どこか和の空気を纏いながらも、空間を軽やかに彩るその佇まいは、現代の暮らしにもすっと馴染みます。
派手さはなくとも、長く付き合うほどにその良さが沁みてくる、天童木工×ブルーノ・マットソンによる名作ダイニングテーブルです。











美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて