天童木工 Tendo Perikan Sofa

始まりは軍需品を作るために集められた組合でした。 終戦後に手持ち材料を使って家具を作り始め、現代では日本を代表する家具メーカーとなった“天童木工 / TENDO ”。 戦後は数多くの名作家具が世に多く出た時代。 世界で確立され始めていた成形合板の技術をいち早く取り入れた“天童木工 / TENDO ”は、その高い技術力を要する曲木技術を用いた数多くの名作プロダクトを輩出しました。 本日はそのうちのひとつ。幻と謳われた名作プロダクトをご紹介します。

天童木工の名作プロダクト

>>この商品の詳細を確認する 本日ご紹介するのは、ペリカン Pelican 2シーターソファ。 その名の通り、"ペリカン"をモチーフとしたプロダクト。 デザインを手掛けたのは、同社で建築家・デザインの監修を行いながら自らも家具をデザインしていたハウスデザイナーの“菅澤光政”。 1966年に「Heron / ヘロン」を発表し一躍その名を国内外に知らしめた同士は、三年後の1969年に“ペリカン Pelican”を発表。 可愛らしい短い脚とアーム部の翼を広げた姿のように見えるフォルムが美しいデザインの逸品です。 落ち着いたダークカラーのファブリックとの相性がいいですね。 経年なりの使用感もありますが、そのダメージすらも魅力的に。 背と座のクッションは取り外し可能の為、張替え時のコストを軽減することが出来ます。 色味を変えたり、レザーに張り替えたりして自分なりの一台に仕上げてもいいかもしれませんね。 ペリカンソファといえば、セパレート。 今回下北沢店に入荷したペリカンソファは、アームなし+片アーム付き。 シーンや用途に分けて組み合わせる事が出来るフレキシブルなアイテムとなっております。 天童木工の家具は軽量な設計のものが多く、レイアウトを変える時も楽に移動が可能。 こちらのペリカンソファもセパレートの良さを存分に生かし軽量で取り回しが楽なアイテムとなっております。 さて、“天童木工 / TENDO ”のペリカンソファはいかがだったでしょうか？ 現在お持ちの方も、そうでない方も取り入れやすいセパレートタイプのソファ。 中古市場でも出回ることが少ない、希少なビンテージとなっておりますので、この機会をお見逃しなく。