天童木工
剣持座卓
1940年に山形県天童市にて創業した日本屈指の家具メーカー”天童木工”。
柳宗理や剣持勇など、著名なデザイナーと協働し日本のインテリア史に残る数々の名作を世に残しています。
今回は同社の優れた曲木製造の技術力が感じられる『剣持座卓』のご紹介です!
心躍る座卓

1967年にデザインされた『剣持座卓』。デザインを手掛けたのはジャパニーズモダンの巨匠 " 剣持勇 " です。
同氏は第二次世界大戦後に渡辺力、柳宗理、長大作、水之江忠臣らと共にジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの礎を築き上げ、1960年にデザインされた代表作のラタンチェアは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに選定される等、多くの功績を残してきました。


そんなジャパニーズモダンの繊麗さを感じるこちらの座卓。
動物の爪のようなカールした脚部は、三次元に成形された部材をつなぎ合わせることで作られています。一枚板を削り出した訳ではなく、同社が早くから取り組んだ高度な成型合板技術によるものです。

また、特徴的な脚部に注目をしてしまいますが、細工が天板にもございます。「水返し」と呼ばれる加工が施されており、卓上でお茶や水などをこぼした時に、床にこぼれ落ちないようにする役割を果たしています。
シンプルな見た目ながら、機能性と美を併せ持ったデザインはまさに日本のグッドデザインと言えるでしょう。


今回入荷した座卓は、希少な木材であるブラジリアンローズウッドを使用。
木本来の表情が味わい深く、 黒々とした杢目が重厚感を与えます。光や角度によって見え方が変わるのも特徴で滑らかな仕上げは、それらを十二分に引き立てているよう。
天板サイズは横幅約140cm、奥行100cmと4人で囲める使い勝手の良い大きさ。個性的なフォルムはジャパニーズモダン家具はもちろん、北欧家具などと組み合わせるのもお勧めです。

成形合板技術の礎を築いた『剣持勇』のこだわりと、長年の伝統を受け継ぐ『天童木工』の技術力が形にした魅力溢れる逸品です。お食事の時間、家族との団らんの時間など、幸せな時間を届けてくるデザイナーズ家具です。











美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて