大原工芸
Walnut Coffee Table
通常の量産家具とは一線を画す品質で知られ、世界的にも高く評価される国産のクラフト家具。
本日ご紹介させていただく「コーヒーテーブル」は、素材・作り共に クラフト家具ならではの魅力が最大限に込められた、まさに一生物と言える逸品です。
入荷してからも「すごいテーブルがきた」と評判のこちらのテーブル、是非ご覧になっていってください。
世界三大銘木"ウォールナット"を味わう。
長野県に在住する木工家・クラフトマン達が集い、技術や情報の共有、家具の共同開発を行う等、国内でも家具に精通するプロ集団として、そしてプロの中でも家具好きが集まる場所として知られるのが "信州木工会"。
そんな信州木工会の会員である "大原一徳" が創設した クラフト家具ブランド「大原工芸」によって製作されたのが、こちらのコーヒーテーブルです。
私が最初にこのテーブルを見た時に感じたのは "とんでもなく贅沢なテーブルがやって来た"ということ。
みなさん、既にお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか・・。
この木肌、この色合い・・もしかすると、とは思ったのですが、やはり、よく見ても間違いなく「ウォールナット」の無垢材が使われた逸品です。
ウォールナットと言えば、世界三大銘木の一つに数えられ、現在においては希少性の高さでも有名な木材。
その木質は非常に堅牢でありながら滑らかな肌触りで、ヨーロッパでは古くから家具作りに使用されてきた他、楽器においてもその美しい木目と暖かみある音色から人気を博しています。
また塗装せずとも磨くだけで光沢を帯びる仕上がりの美しさ、長年の使用にも十分に耐える耐摩耗性の高さから、高級ナイフ等のハンドルにも好んで使われています。
何よりも驚いたのが、こちらのテーブルに使用されているウォールナット材の"厚み"と"質"。
天板の厚さをメジャーで計ってみると、なんと3.7cmを超えようかという極厚さで、持ち上げてみるとずっしりとその重厚さが感じられるほど。
更に非常に目の詰まった黒々しい色味の部位が使用されており、天板のみならず、脚部やラック部分まで、使われている材そのものが一級品と呼べる品質の高さなのです。
一本の丸太の中でも限られる"芯材"の部分、その一番美味しい部位を贅沢に選んでいる事が伺え、そこには木材に対する並々ならぬ拘りが感じられます。
デザインを手掛けたのは、他ならぬ大原一徳氏。
ただでさえ希少なウォールナット材を、まさかここまで大胆に使用してしまうとは。信州木工会、ひいては大原一徳氏の木工家具に対する愛と粋な心が垣間見れるようです。
作りも大変確りとしており、継ぎ目を魅せない組み方は、北欧の名作家具にも通ずる一体感に富んだ仕上がり。
まるで互いを吸い寄せるかのような精密さで組み上げられており、熟練かつ洗練された職人業を伺わせます。
天板の大きさはW100×D60cmと、普段使いに丁度良いサイズ感。
気取らずシンプルなデザイン故に際立つ重厚感に溢れる佇まい。
しかしそれと同じくらいに引き立ってくるのが、ウォールナット特有のほんのりとした柔らかさや、チョコレートケーキのようにふっくらと暖かみを持った色合い。
その豊かな素材感からは芳醇さが感じられるほどで、リビングダイニングに設置していただければ、無垢の木材で作られた家具を所有する喜びを、存分にご堪能していただけることでしょう。
こちらは一点のみの入荷となっており、なかなか市場でもお目にかかれない逸品となっておりますので、お探しの方は是非この機会をお見逃しなく。