Edvard Johansson Möbelfabrik
Tiletop Center Table
空間に設置されている家具達。
その家具そのものが芸術やアートの様なフォルムを持つ物、または家具本体施された柄や装飾がアートの様な物が存在します。
パッと思いつくのですと古い英国家具、華やかなロココ調の装飾などが目を惹きます。しかし、北欧ですとアートのアプローチ方法がまた大きく異なってきます。
天板に施されたキュビズム的芸術

デンマークやフィンランドと肩を並べる北欧の家具産地国、スウェーデン。
そんなスウェーデンでかつて存在していた" エドヴァルド・ヨハンソン / Edvard Johansson Möbelfabrik "。ミッドセンチュリー期に数々の家具を製造し、高いデザイン性の個性的なアイテムが多く見られます。

そんな同社から販売されていたコーヒーテーブル。
本体には「森の王」とも呼ばれ、力強い杢目と高い強度が特徴で人気のオーク材を使用。ビンテージならではの飴色に仕上がった色合いが落ち着いた雰囲気をもたらします。

天板はタイルトップ仕様。
これにより水にも強く、お鍋などの熱い物を直接置いても焼けたりする事無く使い勝手の良さが光ります。


使い勝手も素晴らしいですが、注目したいのはやはりこのタイルのデザイン。抽象的なモチーフを細かなタイルを貼り合わせる事で出来上がる、非常に手の込んだ芸術品。
デザインも左右対称の様で左右対称で無いのも面白いポイント。平面的かつ抽象的、色彩からもピカソやセザンヌ、ブラックなどの画家による芸術運動であり様式である、キュビズム的な要素を感じられます。

薄い天板、スッキリとしたテーパードレッグ。テーブル自体のデザインはシンプルにスタイリッシュに仕上げられる事で、より一層このタイルトップのデザインが引き立ちます。

テーブルの高さは54cmとやや高めの設計。これによって脚が長くなる事でより軽やかさを演出。ソファやラウンジチェアと合わせる事で、ローテーブルの様に前かがみになる事無くお食事をお楽しみ頂けます。

北欧テイストのアイテムとの相性は勿論、このタイルトップを際立たせる為にも周りの家具はシンプルな物で固めたいところ。
家に帰り、安らぐ空間で日常的に存在するアート。空間、そして日々の暮らしの充足感を向上させてくれる事間違いなしです。

テーブルなら物が置けて、ご飯を食べたり本を読めるとそれで良い、という方もいらっしゃると思いますが、本当に心から素敵なものに出会った際の心の満たされ方は他の何かにも代えがたいものです。
見る芸術であり使う芸術。ビンテージで希少かつ量産品でも無い為、自分の人生の一期一会を考えさせらるコーヒーテーブルです。































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