YAMAGIWA
K-SERIES OBA Q
『 クラマタ・ショック』。
彼の世界感がデザイン界に大きな衝撃を与えたことで生まれた言葉です。
ショッキングでいて官能的。
ドキドキさせられたかと思ったら、ハッと気づきも与えてくれる。
彼が想像した世界感のほんの一部をだけですが、一緒に覗いていきませんか?
光景をデザインとして切り抜く。
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浮遊感や儚さを感じさせる独自の世界観をデザインに落とし込み、アートのような作品を数多く生み出した倉俣史郎氏。
ミス ブランチ(アクリルの中にバラの造花が浮遊したチェア)
ハウ ハイ ザ ムーン(スチール素材のメッシュで編み上げられたソファ)
変型の家具(四角い家具がグニャリと歪曲したチェスト)
いずれも名作ですが、今回の主役はオバQランプ。
オバQだって彼の代表作の一つに名を連ねる名作中の名作です。
不思議なシルエットをしたオバQ。
何度もオバQと言っているのですが、これは愛称です。
正式には「フロアランプ K-シリーズ M 」と言います。
愛称の由来は皆さんご存じあのオバQ。
照明本体に白い布を被せたようなシルエットが、オバQを彷彿とさせることからついた愛称です。
でもですね、違うんです。逆なんです。
このセード、上からフサっと被せられたイメージではなく、重力に逆らって引っ張られているイメージなんです。
「ハンカチを摘み上げたその一瞬を切り取った作品」それがこのランプなのです。
なんでもない日常の一瞬をデザインに落とし込む。
倉俣史郎氏の創造力の前では、日々の生活の中にある光景全てがアートに昇華されてしまうのかもしれません。
ハンカチを表現したアクリルのセードは、1枚1枚手加工によって仕上げています。
自然で美しいドレープを表現するのには熟練した職人技が必須なのです。
それにより、全く同じ個体はないという唯一無二感もこのランプ魅力と言えるでしょう。
どうやら今回入荷したオバQは現行品とは幅が違うみたいです。
希少なアイテムで決まりですね。
今日ここまでお付き合いいただけました皆さんは、倉俣史郎氏が見ている世界の一端を垣間見ることが出来たのではないでしょうか。
このランプを部屋の片隅に設置して、同氏が見た光景に想いを馳せる時間はとても充実したものになると思います。