ヴィトラ vitra C1 アームチェア & オットマンスツール ヴェルナー・パントン Verner Panton スペースエイジ 日本未発売 希少 ~パントンの隠れた名作~

UPDATE: STAFF:ユキナ
ヴィトラ vitra C1 アームチェア & オットマンスツール ヴェルナー・パントン Verner Panton スペースエイジ 日本未発売 希少 ~パントンの隠れた名作~

ヴィトラ vitra C1 アームチェア & オットマンスツール ヴェルナー・パントン Verner Panton スペースエイジ 日本未発売 希少 ~パントンの隠れた名作~

UPDATE: STAFF:ユキナ

vitra C1 Armchair & Ottoman

20世紀のデンマークで最も影響力のあるデザイナーの一人、Verner Panton(ヴェルナー・パントン)。 当時上質な木材を使った北欧家具が好まれていた中で、戦後のアメリカやイタリアで見られるような新素材にいち早く注目。 初めてプラスチック一体成型の椅子「パントンチェア」を生み出し、その名を世界に知らしめました。 流行に囚われることなく、独自のデザインを貫いたパントンには人々の生活を楽しく豊かにしたいという強い想いが根底にあったんだそうです。

パントンの隠れた名作

>>この商品の詳細を確認する そんなパントンチェアが誕生する以前にも名作は生まれています。 1958年に元々デンマークのレストランの為に作られた、コーンチェアをはじめとするダイニングシリーズ。 コーンを逆さまにしたような斬新なデザインで、レストランのアイコンとして当時メディアに広く取り上げられたそうです。 初めてコーンチェアとコーンテーブルが発表されてから、背もたれの無いコーンスツール、1959年にハートコーンチェア、C1チェアの順に派生してきました。 自身の設計事務所を設立したのが1955年ですから、パントンの初期の作品といえます。 (ヴィトラのハートコーンチェア(左)とコーンチェア(右)は、既に販売済みとなっております。) 今回ご紹介するC1チェア&オットマンは、言ってしまえば一連のコーンチェアシリーズの脇役的存在でした。 コーンチェアやハートコーンチェアは愛称で呼ばれているにも関わらず、C1はなぜか名前が無く今でも品番で呼ばれていることが全てを物語っている気がします・・・ ちょっと可哀そうな気持ちにもなりますが、捉え方によっては"知る人ぞ知る名作"・"隠れた名作"とも言えるでしょう。 実際に、コーンチェアとハートコーンチェアは2004年に復刻し現在もヴィトラにてご購入頂けますが、2009年に復刻したC1チェアは日本で発売されないまま廃番に。 国内での販売記録はほとんど見つからず、探そうと思ってもなかなか出会えない希少品なのです。 象徴的な丸いシートデザインとビタミンカラーのイエローが、キャッチーなスペースエイジデザイン。 コーンチェアに負けずとも劣らないパントンらしさは健在です。 軽やかさを演出する十字型のベースは、一連のダイニングシリーズにリンクし、同時期に誕生したモデルであることが見て取れます。 またデザイン性の高いチェアにも関わらず、程よく傾斜した回転式のシートとウレタンクッションに張りぐるみのファブリック仕様で、座り心地にも拘って作られています。 コーンチェアのように日の目を浴びることはありませんでしたが、パントンが心を込めて作り上げたデザインに変わりはありません。 コアなファンにとっては、スタンダードよりもマニアックなアイテムの方が心をくすぐられるのではないでしょうか。 知る人ぞ知るパントンの隠れた名作。是非ご自宅でご堪能下さいませ。

ヴィトラ vitra C1 アームチェア & オットマンスツール ヴェルナー・パントン Verner Panton スペースエイジ 日本未発売 希少 ~パントンの隠れた名作~

LOCATION

取扱い店舗

ARTICLE記事の一覧