vitra
Panton Chair
「バーバパパ」はね、にわで うまれたんです。
最初見た時にこれだと思いました。
姿を自由自在に変形できるおばけ。
最初は、友達もいないし行くところもないひとりぼっち……でも、最後は火事場で人助けをして大活躍して、みんなから愛される存在に。
そんな、「バーバパパ」のように、今もなお多くの人々に愛されるチェアのご紹介です。
愛されるチェア
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今回ご紹介するのは、スイスを代表する1950年に創業した老舗家具メーカー“ヴィトラ vitra”の「パントンチェア Panton Chair」。
プラスチック一体成型で作られた世界ではじめてのチェアで、ミッドセンチュリー期を代表する名作チェアです。

デザインを手掛けたのは、デンマークを代表する建築家兼デザイナーでもある「ヴェルナー・パントン Verner Panton」。
1963年に同社とプラスチック製の椅子を手軽な価格で量産化する為に、共同して開発に取り掛かりました。

そして1968年、長年の実験や試行錯誤を経て量産化に成功。
プラスチック素材でなければ成しえない一体成型チェアを発表しました。
誕生した当時はFRPが使用されていましたが...
現在では環境に配慮した、軽くてコストパフォーマンスにも優れたポリプロピレンが採用されています。

滑らかな曲線を描いた美しいシルエット。
このフォルムによって、体重をかけることで適度にしなり、緩やかな曲線が身体に寄り添うようにフィットしてくれる座り心地を実現しています。

また今回入荷したアイテムは、2011年に登場した特別カラーである「SAKURA(サクラ色)」。
世界各国のブランドを多数コレクションするhhstyle.comの新店オープンを記念して、100脚限定で販売されたアイテムです。
そして美しいフォルムに加え、スベっ。ツルッ。にゅーん。とした可愛らしさも備え、愛着の沸くキャラクターのようにも見えます。
お部屋のアクセントとして、ミッドセンチュリーテイストやスペースエイジ、モダンテイストなど、様々なインテリアに馴染んでくれます。

「ヴィトラ vitra」と「ヴェルナー・パントン Verner Panton」が努力を重ねて生まれた「パントンチェア」。
その努力があったからこそ...
時代を越えた今でも多くの人々に愛させるチェアになったのかも知れませんね。
