vitra
Girard Flower Table
世間では最近かわいいが最強なんて言われていますが、たぶんそうなのかも。
かわいいは正義という言葉もありますし、実際自分がかわいいと思う服を着たりものに囲まれているだけでハッピーな気分になれます。
もちろんインテリアにおいてもかわいいはやっぱり最強だったりするのです。
かわいいよ、咲き誇れ

Alexander Girard(アレキサンダー・ジラード)が手掛けた「フラワーテーブル | Flower Table」は、おそらく誰もがかわいいと漏らさずにはいられないプロダクト。
その名の通り天板にも脚部フレームにも花の形が模られた、ブルーミングなローテーブルです。

もともとミラー夫妻の依頼を受け、Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)が1953年に設計した通称・ミラーハウスの一室、サンクンラウンジのために真鍮で制作された1台。
カーペットにカーテン、クッションから装飾品に至るまで、すべてがジラードのテキスタイルで埋め尽くされたカラフルな室内において象徴的な存在です(ぜひ検索してご覧になってみてください!)。


ジラード・グループ・ファニチャーをはじめ、短期間しか製造されなかったりそもそも製品化されなかった氏の家具デザイン。
このフラワーテーブルもまた1977年に天板が交換され、それを2022年に孫であるAleishall Girard Maxon(アレイシャル・ジラード・マクソン)が運営するGirard Studio(ジラードスタジオ)が再解釈してようやくミラーハウスから一般家庭へと解き放たれました。


再解釈といっても、なみなみの縁取りで咲き誇る天板のフォルムや重なり合う花びらのような脚部のフレームラインはそのままに。現代のライフスタイルに合わせたサイズやカラーリングで展開されています。
とりわけ明るく華やかでポップな印象が強いレッド(ハーマンミラーではビビッドレッド)カラーは、まさに爛漫。お部屋で華麗に花盛ることでしょう。


ちなみに今回は日本でのライセンスをもつハーマンミラー社ではなく、ヨーロッパでの権利を要するvitra(ヴィトラ)社製。といってもメーカー差による違いはとくにありません。
テキスタイルと同様に独自の才が発揮された氏の家具デザインの中でも、フラワーテーブルは絶対に一番かわいいプロダクト。
主観ではありますが、この可愛さを最強といわずしてなんと呼ぶのでしょうか。











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