vitra
Arm Shell Chair
真っ白な椅子があります。
ここにどんなことでも、なんでもいいので、自由に、絵を描くとします。
みなさんなら何を描きますか?
自分だけのチェア
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ミッドセンチュリー期を代表するデザイナー“チャールズ&レイ・イームズ Charles & Ray Eames”。
イームズ夫妻は、今尚世界中で愛され続ける多くの名作を生み出しました。
その1つがこのアームシェルチェア。こちらは、「ヴィトラ vitra社製」の1脚です。
しかし今回はちょっと特別なリペイント&リメイクされた仕様。
もともとはホワイトだったシェルにスモーキーなグレーのペイントが施され、ステンシルの文字がスプレーで描かれています。
自由に好きなものが描かれていてまるで1つのキャンバスのようです。
もとからなのか座るうちに剥がれていったのかは不明ですが、全体にムラのあるペイントが特徴的です。
所々剥がれた塗装はまるで宇宙から世界を見下ろしたような世界地図。
背もたれに描かれた「PLEASE SITDOWN FREELY」の文字も全体のアクセントになり個性を感じられます。
さらに眺める角度によって様々な表情を楽しめるものこのチェアの魅力です。
私はこの後ろ姿、ペイントの擦れ感やフォルムが相まって富士山にも見えました。
またデザインだけでなく、快適な座り心地も体感頂けます。
柔らかな美しい曲線の背座一体のフォルムによって、身体をゆっくりと包み込み長時間の使用も快適にサポート。
脚部にはロッカーベースが使用され、ゆらゆら揺れる癒しの時間を味わうことができます。
さらに1人掛けソファなどと比べるとコンパクトなサイズ感なので、自分のお気にいりの場所として気軽に置いて頂けるのも嬉しいポイント。
個性的なデザインでお部屋のアクセントとしてはもちろん、アート作品のように彩りを添えてくれそうです。
英語で書かれたステンシルの意味は、ご自由にお座りください。
もしかしたらたくさんの人が座って、たまたまこのデザインになったのかもしれません。
それとも意図してこのデザインを描いたのか。想像するだけでもワクワクする個性を持ち合わせた名作チェアです。