vitra
Amoebe
ミロやマティス、ピカソやヒルマ・アフ・クリント等といった画家たちやバウハウスデザインでも残されてきた抽象画。
写実的な描写を排し、フォルムを簡素化して空間を自由に形作るアートの数々は現在でも展覧会などが開かれる程、高い人気を誇ります。作品自体の魅力は勿論、何をモチーフにしたのか?どうしてこうなったのか?こういった事を考えさせられるのも人気の要因だと思います。
抽象画を形にした様な佇まい

1950年にスイスで創業した家具ブランド" ヴィトラ / vitra "。
1957年からチャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソンらがデザインした家具の製造を開始。 現在も様々なデザイナーと手を組み、数多のプロダクトを輩出しているモダンデザインを牽引する重要ブランドの一つです

そんな同社から販売されている「 アムーベ / Amoebe 」。
デザインを手掛けたのは自身の名を冠したパントンチェアやコーンチェア、フラワーポットやグローブといった数々の名作家具を生み出したデンマーク人デザイナー" ヴェルナー・パントン / Verner Panton "。ミッドセンチュリーデザインを語る上では外す事の出来ない名デザイナーです。

Amoebeは同氏によって、1970年に開催されたケルン家具見本市での展覧会「ヴィジョナ展」のためにデザインされ、現在でも販売が続くロングセラーアイテム。
パントンらしい枠に捉われない自由度の高いデザイン。有機的な曲線が優しい雰囲気を持っており、部分によって異なる厚みが見た目に絶妙な個性を持たせています。

置いておくだけで様になるのは魅力的ですが、椅子としてはどうなのか?
座って頂くと分かるのですが、身体がコンパクトに収まるような高いフィット感。体の接地面が広い為、体重が分散されて長時間座っても疲れない座り心地です。ウレタンとファブリックによって身体を包み込むような快適さがあります。
太ももを乗せる位置が傾斜している為、自然と身体が寛ぐ体勢に。背もたれはそこまで後ろに傾いているわけでも無く、程良い角度で背中を支えてくれます。この角度が自然な体勢をキープ出来、座り続ける事にストレスを感じさせない姿勢を生み出しています。

ミッドセンチュリーやモダンテイスト、スペースエイジの空間に取り入れたいアイテム。
ポップなフォルムとカラーリングはお部屋を可愛らしさと明るい印象に。曲線的なシルエットは直線的なラグやアイテムと組み合わせる事で、互いのフォルムを引き立て合い空間にメリハリが生まれます。

何をモチーフにしたのか?どうしてこの様なアイテムが思い浮かんだのか?簡素でありながら圧倒的な個性を持つ、まるで抽象画を形にしたかの様なユニークなアイテム。
椅子としての機能性を高く発揮しながらも、お部屋にアートを取り入れる遊び心や楽しさを感じさせてくれるラウンジチェアです。











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