WERNER
Shoemaker Chair NO.69
古家具まみれの我が家にある唯一の北欧家具。それがこのスツールです。
接合部に緩みが出てぐらぐらになった日本の古いスツールの代わりに、キッチン用の腰掛けとして迎えたシューメーカー。
いやはや、前任のスツールの座り心地とは比べものになりません。
持続する柔らかさ
何よりも特徴的なのが、お尻の当たりを柔らかくするために施されるダイニングチェアの座刳りよりもさらに身体のラインに近い形状で彫り込まれた座面。
まさに自分のお尻形を押したような滑らかなカーブが見た目のとおりのフィット感を生み出します。
そもそもお尻の形に削られた靴職人の腰掛けをきっかけに誕生したデンマーク・Werner(ワーナー)社の「シューメーカーチェア | Shoemaker Chair」。
長時間の着座をより快適にするために座面に凝らした彼らの工夫を、同じく木靴職人であったデザイナー、Lars Werner(ラーズ・ワーナー)が引き継いだのです。
身体に吸い付くようにはまる座面は木製なのに柔らかく、そして持続する。さらに十分な角度をもって広がる3本脚が抜群の安定感を生む。
実際に使っている者として、日常の中で実感する座り心地を伝えないわけにはいきません。
展開される5種のサイズの中で1番背の高いNo.69は、カウンターチェアやキッチンの作業椅子におすすめの1脚。もちろん高さが変わってもこのチェアのフィット感と安定性は不変です。
また快適な着座感を作り出すお尻形の座面は、デザインとしてもなんともチャーミング。
一度座ればきっと身体も心もハマること間違いなしです。