wise wise
SATOYAMA Dining Table
地方出身の私は帰省する度に地元の景色の変化に驚かされます。
駅前に大きな商業施設が出来ていたり、アーケードに見慣れないお店が並んでいたり、ちょっと帰らないとまるで知らない場所に来てしまったかのよう。
そこから少し車を走らせると緑豊かな山々や田園地帯、慣れ親しんだ自然が広がりますが、近々幹線道路が開通するらしく、伐採され山肌が露わになった地元の山を見ると少し切ない気持ちになりました。
家具造りに木材の使用は避けては通れませんが、それが必ずしも自然にとってマイナスとなるとは言い切れません。
人間と自然の付き合い方を考えた家具造りを。
本日ご紹介する“ワイスワイス/wise wise”もまた、そんな意識を持った家具メーカーの一つです。
自然を守るための家具造り
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1996年に設立されたワイスワイスは国産の木材での家具造りを主軸とした日本のメーカーです。使用する木材は高い基準を設けられており、生産地や生産者が明らかなもの、“フェアウッド”と呼ばれる伐採地の森林環境や地域社会に配慮した木材が用いられています。もちろん違法に伐採されたものや出所の不明なものは使用しない様配慮されています。
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木が無秩序に乱立した森は、隣り合う木同士が日照の妨げになるので、計画的な伐採を行うなど人間が手を入れる事で、良質な木材が育つ森へと生まれ変わります。
刈り取る事でまた元気に育つ特性がある広葉樹、新たに合板として利用できるように開発したシラカバなど、ワイスワイスはそれぞれの木のキャラクターに合った使い方で資源のロスに繋げています。
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こちらのSATOYAMAダイニングテーブルは青森、秋田、岩手の北東北エリアで採れるクリの木をふんだんに使った、同社の国産家具第一号モデルです。クリはタモ/アッシュに似た道管のハッキリ出た木目で、クラフト感のある温かい質感が魅力です。
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ラインナップ中で最大の横幅150cmサイズですので、大人4人でも窮屈な感じはありません。ナチュラルな見た目は飽きの来ない、どこか安心感のある佇まい。また、接着剤や塗料においても揮発性の有害物質の放出に配慮されていますので、小さなお子様のいるご家庭でも安心して取り入れて頂けます。
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製造工程でどうしても出てきてしまう端材や、節や反りのある木を集成材として利用することで、廃材を極力減らすよう製造。慣れ親しんだ自然を守りたいという思想が“里山”という素敵なネーミングにも表れていますよね。
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自然と人がこれからも繋がっていけるように。
色々な面で便利になった世の中だからこそ、根本的なライフスタイルに立ち返り、長く使っていける家具造りを目指すワイスワイスのテーブルのご紹介でした。
ちなみに私の故郷も東北なので、個人的にも東北の木材が無駄なく使われているのが嬉しくなってしまいました。
学芸大学店にて展示中です。ご来店お待ち致しております。