WeBe free standing system / unit shelf
お気に入りの食器や雑貨、オブジェや書籍。
そのモノ単体でも十分な魅力がありますが、どこに飾るかによって見え方が変わったりすることがあります。
せっかく飾るなら、そのアイテムがよりお洒落に見える所に置いておきたいのが心情でしょう。それでいて、整理整頓も兼ねながら飾ることができたら文句ありませんね。
本日は、そんなわがままもを叶えてくれる、お洒落に飾れて収納力も抜群なビンテージのユニットシェルフのご紹介です。
「飾る」と「見せる」は対になる。
1950~60年代頃にオランダの家具メーカー" WeBe社 "が製造したビンテージのユニットシェルフ。
オランダ人デザイナーである、ルイ ヴァン テッフレン / Louis van Teeffelenがデザインを手掛けており、デンマーク家具の影響を受けていた彼の作品は、北欧家具を彷彿とさせる洗練されたフォルムが魅力です。
しかし、抜群にカッコイイ! 背板の無いオープンタイプのシェルフは抜け感があり、大型家具でありながらもスッキリとした軽やかな印象。
また、ブラック塗装の支柱フレームが全体の印象を引き締めてくれています。 ユニットシェルフというだけあって、各ユニットの組み替えが可能です。
下段のキャビネットタイプのユニットは重量がある為、最下段に設置して頂く形となりますが、左右の入れ替えはできますし、他のユニットは上段でも中段でも付け替えることができますよ。
今回はこんな形で組んでみましたが、棚板を中段に設置したり、ガラスユニットを上段にしたりと、お好みの形でお使い頂けます! 見てください、この広々とした棚板。飾り応えがありそうですね。
それでは遠慮なく飾らせて頂きましょう! 御免! ハイ、良い!! 何気なく飾ってみましたが、飾るごとに段々と見ごたえのある景色になってきたので、何だかレイアウトするのが楽しくなってしまいました! 反対側から見ても、やっぱり良い。
それぞれ個性的なアイテムでありながらも、どこか統一感もあり、それでいて個々の魅力を損なっていないと思います。
深く味わい深いチーク材の風合いと色味、開放感のあるオープンスペースとが組み合わさることで、飾ったアイテムたちがより映えるように考えられてデザインされているのかもしれません。 引き戸のガラス扉はストライプ状に擦りガラス加工が施されており、上品でレトロな印象。
内部も広々としており、大きめのポットやボウル、カップ&ソーサーもたっぷり収納できちゃいますよ。 今度は鍵で開閉を行う木製のドロップダウン扉。
高さがしっかりと確保されている為、大きめのブランケットを収納したり、普段使いのタオルなどを重ねて収納しておくのもいいかもしれません。
また、木製扉は鍵が掛けられますので見せたくないアイテムはココにしまっておけば安心ですね。 下段の両開きユニット。
ハート形の様な可愛らしいハンドルデザインは、チーク無垢材を丁寧に削り出したものです。
両開き戸の内部は各ユニットの中で一番の収納面積を有しており、雑誌から大型の写真集、鍋などの大型のキッチンアイテムの収納も楽に行えます。 そして最後のユニットのご紹介。
4杯の抽斗と棚板付きのユニット収納はカトラリーやステーショナリーアイテムなど、雑多になりがちなモノの収納にも適していますし、帽子や靴なども仕舞っておけそうです。 まだまだ、こんなもんじゃありません!
キャビネットタイプのユニットの再下段には、さらに抽斗を備えております!
ここの抽斗は小振りなので、靴下や肌着などを仕舞っておくのに丁度いいかもしれませんね。 ユニット天板も有効につかえますので、レイアウトの仕方は無限大。
アイデアと自分のセンスを信じて自由に飾ってみましょう! そして、脚部も素敵や! 各ユニットの魅力とこのシェルフの良さを知ってもらいたくて、ついつい長いブログになってしまいました。
「飾る」ことでアイテムを魅惑的に演出し、「見せる」こと「見る」ことでアイテムの美しさを堪能する。
そんな両方の魅力を引き出す、秀逸なデザインのユニットシェルフとなっています。
太陽の光が差し込んだ姿やフロアランプに照らされた姿も美しく、小さなテーブルランプを灯せば幻想的な姿も見せてくれそうです。
オランダ人デザイナーが生み出した希少なユニットシェルフは、一生モノの宝物になってくれると思います。