Roche Bobois Dining Set by Silvio Coppola
コッポラと聞いて、思わずゴッドファーザーが頭に浮かんでしまいましたが、家具デザインの分野においても世界に名を残す”コッポラ”がいたのをご存じでしょうか?イタリアンモダン × パイン無垢材
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1920年イタリア生まれの建築家・デザイナー、Silvio Coppola(シルヴィオ・コッポラ)。
ベルニーニ、アレッシィ、カッシーナなど国内外の有名ブランドとコラボレートするなど幅広い分野で活躍する傍ら、アメリカのAGI(グラフィックアート協会)の副委員長も務め、広告賞パルムドールを受賞する程の実力者です。
家具界ではアキッレ・カスティリオーニやジョエ・コロンボ、グラフィック界ではブルーノ・ムナーリ、エンツォ・マーリらと同時期に活躍していながら、日本国内ではほとんど知られていないのが不思議でなりません。
今回入荷したダイニングセット(テーブルとチェア4脚)はもちろん初入荷。国内で現在取り扱っているのはインプションだけではないか?と思うくらい流通していない希少なお品物です。
無垢のパイン材を使用した1970年代のビンテージアイテムで、メディアに取り上げられ話題を呼んだマ・ジョンソファで有名なあのロッシュボボアが製造を手掛けたというのも驚きでした。
3センチと程よく厚みのあるパイン無垢材で構築された天板。短辺と長辺で板の方向を90度切り返す事でリズムを生み、外縁を柔らかく丸めている事でまとまりの良い印象に仕上げられています。
天板下の幕板は掘られた溝に沿うように繋げられ、美しさだけではなく木部への負荷を減らす意図も。また脚部はほぼ2本脚のようにしながら、真ん中に空いたスリットによって抜け感を作り出している点からも巧みさを感じる事が出来ます。
チェアも同様に、程よく厚みのあるパイン無垢材を使用。コの字の脚部で挟まれた座面は、4枚の板に角度をつけて接合されており、丁寧に面取りされ納まりの良い座り心地を実現しています。
背もたれは中央が開けられて軽やかさを感じさせますが、巧みな面積のバランスによって不安感を与えません。建築家らしい非常に理にかなったデザインであることが見て取れます。
70年代デ・スティルから後のポストモダンに通じる"面"を意識した構築的なデザイン。そこに敢えて素朴なパイン材を用いた素材選びからもコッポラのセンスを感じます。
氏の手掛けたグラフィックを見ると、家具からは想像出来ないようなスペーシーで奇抜なものが多く(是非「Silvio Coppola」で検索してみて下さい!)、どんな人物だったのか形容し難いところもまた興味をそそられますね。
みんなが憧れるような言わずと知れたビンテージはもちろんですが、初めて出会うまだ見ぬビンテージにも秘めた魅力があります。
「日本国内で持っているのは私だけかも?」という優越感に浸りながら送る日常ほど、気持ちの良いことはないでしょう。
ロッシュボボア パイン無垢材 ダイニングテーブル W156cm シルヴィオ・コッポラ 1970s フランス ビンテージ
ロッシュボボア パイン無垢材 ダイニングチェア シルヴィオ・コッポラ 1970s フランス ビンテージ A
ロッシュボボア パイン無垢材 ダイニングチェア シルヴィオ・コッポラ 1970s フランス ビンテージ B
ロッシュボボア パイン無垢材 ダイニングチェア シルヴィオ・コッポラ 1970s フランス ビンテージ C
ロッシュボボア パイン無垢材 ダイニングチェア シルヴィオ・コッポラ 1970s フランス ビンテージ D











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