Louis Poulsen
AJ ROYAL 500
明かりって大事ですよね。何をするにも明るい方が良い。
とは言え、まぶしすぎてもリラックスできない。
建築用語で言えば、カンデラとかルーメン、ルクスにケルビン。
そういった数値が大事になってくるそうですが、はっきり言ってなんのこっちゃさっぱり分かりません。
じゃあ、心地よいと感じる明るさを演出してくれる照明ってどんな?っとおもったそこのあなた!
本日は、心地よい光がデザインされた照明をご紹介いたします。
日常を彩る光
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1874年に北欧・デンマークで創業した”Louis Poulsen ルイスポールセン”。
心地よいと感じる雰囲気を生みだす光をかたちづくる事を目指し、北欧デザインの伝統と機能性を重んじたデザインの製品を製造し続けています。
というのも、北欧諸国では厳しい冬が長い為、人々は家ですごす時間をとても大切にしているんだとか。
そういった人々に寄り添う為に計算し尽くされた設計のアイテム達が放つ光は、心地よいに決まっていますよね!
本日ご紹介させて頂くのは、同社の人気アイテムである『AJロイヤル AJ ROYAL 500 』です。
デザインを手掛けたのは、 『セブンチェア 』や『 アントチェア 』でお馴染み"アルネ・ヤコブセン / Arne Jacobsen "。
美への追及に一切の妥協を許さない同氏は、建築の設計からそこに置く家具までのデザインを一貫してして自分で行うほどの完璧主義者。
こちらの『AJロイヤル AJ ROYAL 500 』は、1959年にSASロイヤルホテルを設計した際にデザインされたものとなります。
後年に乳白色のアクリルがディフューザーが加えられる等の改良が進められ、世界中で愛され続けるペンダントランプ。
こちらは、初期デザインの4灯タイプとなります。
中心には1灯とやや小さめのシェード。
その周りを囲むように3灯を設置し、明かりを灯すとシェードに反射した光があたりを柔らかく照らします。
現行ではLED組込式のタイプのみ。
空間に合った電球色等を組み合わせる事のできる交換式は、年々貴重になっています。
半球型のシェードを用いた照明は、ほとんどの場合が光の方向が下に限られています。
空間全体で見た時に何となく暗く感じてしまいますよね。
AJロイヤルには上部はルーバーとなっている為、上部にも光が反射し拡散される構造となっております。
この上部についたルーバーの反射を利用する事により、直接的な光では無く優しく柔らかい光を演出してくれます。
光を灯したときと消したときとで印象が変わりますね。
点灯時は、上部のルーバーから漏れだす光や、シェードの反射によって柔らかくなる光から、どこか浮遊感あり目を惹きます。
対して消灯時は主張し過ぎない佇まい。様々なインテリアテイストに調和をもたらしてくれそうな印象ですね。
どちらも時流に左右されないシンプルかつ洗練されたデザインだからこそ、空間をスッキリ美しく演出してくれます。
さて、『AJロイヤル AJ ROYAL 500 』はいかがだったっでしょうか?
空間全体を考えた「光」のデザインは、日常のなんでもない風景を彩ってくれそうですね。
今回、下北沢店に入荷した『AJロイヤル AJ ROYAL 500 』は、現代では生産されていない、シェードがグレーのモデルです。
現在はホワイトやブラックのみしか生産されていないこともあり、年々人気が高まっています。
中古市場でもなかなかお目にかかれない希少なアイテムとなっております。
この機会に是非、ご検討くださいませ。