louis poulsen
Doo wop
"ルイスポールセン Louis Poulsen"は、「光をかたちづくるデザイン」をコンセプトに数多くのプロダクトを展開するデンマークの老舗照明機器メーカー。
近代照明の父とも呼ばれたポール・ヘニングセンを筆頭に、アルネ・ヤコブセンやヴィルヘルム・ラウリッツェンなど、多様なデザイナーと共に名作を生み出し世界中で親しまれている同社の照明ですが、中には特定の場所を想定して開発されたものも。
本日は、開発当初ある場所で使用されていた照明の復刻生産品が入荷しましたのでご紹介いたします!
ネイビーペンダントインホーム
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今回入荷したのは、1952年にルイスポールセン社とデンマーク海軍施設局の共同開発によって製造されたドゥー ワップ ペンダントライト。
当時、その開発経緯から通称「ネイビーペンダント」と呼ばれ、海軍に関わる施設内の食堂やオフィスをはじめとした様々なシーンで使用されていました。
1980年代まで続いた製造も一旦はストップしましたが、2012年にドゥーワップという名前に生まれ変わり再生産が開始され、現在も高い人気を誇るシリーズです。
サイズは直径約28.5cmとPHシリーズよりもかなりコンパクト。デザインも至ってシンプルで、海軍施設にずらりと並んでいた姿も想像できます。
復刻生産品にはメタルポリッシュ版もございますが、今回入荷したのは1952年当時も製造されたダークグレー塗装のお品物。
併せるインテリアのテイストを選ばないカラーリングとキャッチーな丸いシルエットは、クリーンさと可愛らしさの両方を兼ね揃えています。
シェードは2重になっており、内側の円錐形シェード開口部分から漏れ出た光が外側のシェードの白い塗装面に反射し、ふんわりと全体が光る仕様。
広い部屋だと隅々まで照らすことは難しいですが、落ち着いたダイニングシーンでお食事がしたいという方やリラックス出来るリビング照明をお探しの方にはおすすめです。
また上部にも開口部分が設けられているため、シェードが電球を覆い隠さず天井までほのかに照らしてくれます。
復刻生産品も製造方法は1952年当時と変わらず、シェードはハンドメイドの絞り成型、縁部分には丁寧な巻き加工が施され、下から見ると柔らかなアウトラインを描いています。
1950年代のデンマーク海軍施設局という、遠い時代遠い国のために作られたライトも色褪せず美しく映るのは、創業当時から変わらず誠実なものづくりを貫くルイスポールセンならではですね。
おわりに
本日はルイスポールセンよりドゥー ワップ ペンダントライトをご紹介しました。
デンマーク海軍施設局から始まり、現在は一般家庭にも取り入れやすくなったドゥー ワップ。1952年当時と変わらぬ魅力を是非御自宅で堪能してみてはいかがでしょうか?