louis poulsen
PH SNOWBALL Pendant Light
日々の暮らしの中に、心が揺れる時があります。
目覚めた時にカーテンから漏れる朝日、仕事帰りに見る夕焼け、夜空に浮かぶ星の輝き。
人々が心地よいと感じる「光」。
光は日常のなんでもない風景を彩ってくれます。
本日は、そんな「光」自体をデザインし、数々の名作を世に送り出してきた”Louis Poulsen ルイスポールセン”より、“スノーボール PH SNOWBALL”ペンダントライトのご紹介です。
心ゆれる光を
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1874年に北欧・デンマークで創業した”Louis Poulsen ルイスポールセン”。
北欧デザインの伝統と機能性を重んじたデザインの同社製品は、冬が長く厳しい北欧諸国の人々は家ですごす時間をとても大切にすることから、心地よいと感じる雰囲気を生みだす光をかたちづくる事を目指しています。
シンプルでありながら、どこか人間的なあたたかみを感じるデザインが多い事から世界中で愛され続けられています。
同社の人気シリーズであるPHシリーズの、“スノーボール PH SNOWBALL”ペンダントライト。
デザインを手掛けたのは、「近代照明の父」と称される“ポール・ヘニングセン Poul Henningsen”。
彼のデザインは「デンマークデザインの象徴であり、長年にわたって照明の最前線にいる」と言われています。
グレア・フリーの光(眩しさの除去)、明るさが最も必要とされる場所に光を届けること、同時に柔らかい影をつくりだすことをテーマに、デザインされた“スノーボール PH SNOWBALL”。
その光はすべてのシェード内面に同じ角度であたる事で、グレアをまったく生じさせないデザインを実現しました。
1924年に原型が作られた“スノーボール PH SNOWBALL”。
大正時代の日本では電力消費規制が行われた裸電球が使用され、照明デザインと言われるようなものではありませんでした。
早くから「光」のデザインに着手した“ポール・ヘニングセン Poul Henningsen”の光への美意識の高さがうかがい知れます。
そのなんとも心地よい光を生み出す独特なシェードは科学的なアプローチにより理想の光を実現しています。
8枚の傘状シェードを組み合わせ、どこか有機的な見た目。
シェードは光が当たる内側はマットに、外側は光沢のあるホワイトに塗り分ける事によりストレスを感じさせない光を実現しました。
光を灯したときと消したときとで全く異なる印象を生み出し、まるでオブジェのような佇まいの“スノーボール PH SNOWBALL”。
まるで芸術作品の様なフォルムに浮遊感のあるデザインは、生活に新たな価値観を生み出しました。
単にランプをデザインするのではなく「光」への新しい方向性を示した歴史的名作となっております。
無機質な素材を使用しているにもかかわらず、そのデザインはどこかソフトで優しい印象を演出する逸品。
空間を心地よくあたたかいものにしてくれる光は、様々なインテリアテイストに調和をもたらします。
ルイスポールセンの代表的プロダクトのひとつであり、世界中で高く評価されている“スノーボール PH SNOWBALL”のご紹介でした。