Lamperti
Bettina Pendant Lamp
家具デザインの黄金期として、今でも多くのデザイナーに影響を与え続ける「ミッドセンチュリー」。中でも「スペースエイジ」と「ポストモダン」は、人々に大きな衝撃を与えた異質な存在ですね。
当時主流であった機能性や合理性を重視したスタイルからの脱却を目指したもので、当初は恥ずかしいものとしてその存在を消されそうになったこともあるんだとか。
そんな腫れ物に触れるような扱いをされていた頃とは裏腹に、今では多くのメディアに取り上げられ、80’sリバイバルと言われるほど注目が集まっています。
本日は、そんなポストモダンが盛り上がりを見せた1980年代のビンテージペンダントライトをご紹介いたします。
「小さい」からこそ楽しめる、ポストモダン
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1948年創業のイタリアの照明メーカー、Lamperti(ランぺルティ)社による小さなペンダントライト。イタリアンモダンらしい個性的なデザインの照明を数多く発表しています。
手掛けたのはイタリア人デザイナー、Giovanni Grignani(ジョヴァンニ・グリナーニ)。国内はもちろん海外でも同氏についての情報は少なく、知る人ぞ知るデザイナーだったようです。
メタリックなプロダクトを中心に、金属やガラスなどの素材を駆使したユニークな照明を手掛けました。
こちらもまた、メタルにプレスガラスの異素材を組み合わせた" Bettina "ペンダントランプ。ブルーの他にもビビッドなレッドに、フロアライトの展開もあったようです。
こういった日本ではまず手に入らないような希少品を取り扱うことが出来たのも、ポストモダンのアイテムの入荷が着実に増えている影響からだと思います。ありがとうございます。
幾何学的なフォルムと奇抜なカラーリングは正にポストモダンを象徴するデザインですね。
UFOに見えるのは私だけでしょうか?ラッパ型と円盤のシェードが印象的で、小振りながらも空間の中でしっかりと存在感を放ってくれそうです。
また鮮やかなターコイズブルー、ブラック、そして差し色のレッドがポイントとなり、独特のリズムを生み出しています。
電源コードは多灯吊りに最適なダクトレール専用に付け替えられており、一般的な引っ掛けシーリングタイプとは異なりますのでご注意を。
キッチンや玄関などのサブ照明としてはもちろん、複数並べてダイニングなどのメイン照明としても活躍してくれそうです。
全く同じBettinaを見つけるのは難しいと思いますので、違うものとミックスしてコーディネートするのも面白いかもしれません。
人々の想像を超える自由なポストモダンデザイン。憧れはあるけど、正直気軽に取り入れられるものでもないですよね・・・
そんな今ある家具やインテリアを活かしながらコーディネートしたいという方にオススメしたいのが、こちらのペンダントライト。小さいながらもポストモダンの魅力がたっぷりと詰まっています。