USM
Haller System Cabinet
ハラーのキャビネットが入荷すると、いつも試す公式ページのコンフィギュレーター。これがけっこう楽しみだったりします。
店舗では正解の形を組み立てるだけですが、カラーやサイズ、パーツ、素材などを選択することで自分好み&お部屋にあった収納をシミュレーションできる3Dシステム。
実際に欲しいデザインを組み立てて、求めるデザインを形作っていくのはきっとワクワクする作業だと思います。
盲点でした
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今回は最もプレーンなピュアホワイトカラーの1列2段仕様のキャビネット。扉がないのでシェルフと言うほうが正しいかもしれません。
でもないのは扉だけではありません。なんと全サイドパネルを取り払った大胆なカスタマイズです。
実は、コンフィギュレーターでは背板なしや完全なオープンタイプは選択できるのですが、側面板だけなくしたデザインというのはテンプレートになし。
こんなカスタムができたらいいなという閃きとシミュレーションを超えたイメージ(と、もしかしたら店員さんの助言)があったからこそ生まれたのでしょう。
そんな目から鱗で盲点だったこの組み合わせ。というのも、ものすごく使い勝手が良く、ものすごく使い道の幅が広がるのです。
例えばそのままシェルフとして使う。飾り棚や食器棚としてはもちろん衣類収納にも役立ちますし、ブックエンドやファイルボックスを使えば本も書類もしまうことができます。
しかもサイドパネルがないことで、コードを側面から逃がすことができる。この利点を見逃すわけにはいきません。
レンジボードとしてキッチン家電を置いたり、AVラックとしてプレーヤーやスピーカーを設置したり。これだけで一気に使える場所が増える気がします。
さらに、お部屋の中央にあっても圧迫感を感じさせない軽やかなオープンタイプだからこそ、空間を仕切るようにレイアウトするのもおすすめ。
またソファやベッド横に置けば、サイドテーブルとしても活躍してくれます。横から収納部分に手を入れられるって、思いのほか便利で実用的です。
カスタムできるとなると、ついあれもこれも付けたいと足し算になりがち。その気持ちを抑えて、どれだけ引き算できるかがもしかすると肝なのかもしれません。
シンプルにサイドパネルだけをなくしたこの組み合わせの実用性の高さには、正直驚かされました。
そんなありそうでなかったカスタマイズ。今なら経堂店で実際にご覧いただけます。