yamagiwa
JAKOBSSON LAMP
住空間の雰囲気を決める重要なファクターの一つに”ライティング”があります。
ソファやダイニングテーブル等、大きなインテリアやカラー配色などに拘る人は多いけれど、意外と目を向けられてないのがこの”ライティング。
然し、空間の第一印象や、寛ぎやすさなどに大きく影響するのはお部屋の灯りの明るさや色温度だったりします。
今日はそんなあまり注目はされないけれど、空間の表情を大きく変えてくれるライティングについて少しお話させていただこうと思います。
木漏れ日のような優しさ。
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お部屋を明るくする照明器具。
ペンダントライト、フロアスタンド、シーリングライト、スポットライトなど多種多様な形で、私たちの生活を支え、無くてはならない住器具のひとつですね。
しかしそれらのアイテムが空間に与える印象は多種多様。
部屋の明るさを均一にするシーリング、ダイニングを華やかに飾るペンダントライト、ムーディーな雰囲気を作る間接照明など、種類やメーカーによっても大きくその効果は変わってきます。
そんな多種多様な効果を持つ照明器具ですが、国によってもその価値観が異なります。
冬が長く、年間の日照時間が短い北欧諸国では、長い夜を少しでも心地よくすごせるよう柔らかく心地よい灯り造りへの拘りが強く、世界的傑作照明を数多く世に排出してきました。
先日入荷しましたヤコブソンランプも北欧スウェーデンに1957年に誕生して以来、半世紀以上経過した現代でも世界的にファンが多い照明のひとつ。
デザインを手掛けたのはスウェーデンを代表する照明デザイナー ”ハンス・アウネ・ヤコブソン”。
その名を冠している通り、ヤコブソンの作品の中で最も有名な代表作品です。
北欧スウェーデンの豊かな自然よりインスピレーションを受け、焚火の柔らかな光の様な温かさを感じさせてくれる唯一無二のアイテムとなっております。
北欧の厳しい自然の中で、少しずつ年輪を重ねた目の詰まったパイン材を乾燥させ、薄くスライスし組み合わせた木の温もりを強く感じさせる暖かなデザイン。
まるでスウェーデンの森を切り取ったかのような優しく静かな佇まいが印象的です。
また、自然の木材を通して零れる灯りが心地よく、くつろげる憩いの空間を演出します。
直接の電球光はグレア(眩しさ)を伴いますが、光源をオーガニックな素材で包み込む事よって程良く軽減。
更に自然素材本来の温もりを灯りに取り込む事で森林に注ぐ木漏れ日のような温かさをプラスさせております。
点灯時と消灯時で異なる印象をもつヤコブソンランプ。
消灯時は木の杢目を楽しみつつ、オブジェを飾る感覚で。
点灯時は自然の温かさを感じながら、是非寛ぎのリラックスタイムを満喫してみてください。