Yamakawa
rest chair
日本人にとっても身近な存在の籐の家具。
実は世界中で親しまれ、愛用され続ける籐の家具が今回の主役です。
籐の家具の魅力を改めて。
1951年、東京に創業したヤマカワラタン。
老舗ラタンファニチャーとして、業界を牽引する企業の一つです。
こちはレストチェア『CL-203』。
曲線を巧に採用し、どの角度から見ても惚れ惚れする仕事振りが感じられる贅沢なチェアとなっています。
背座は広く、ゆったりとした掛け心地。
しなりのある籐が優しくからだを迎え入れます。
密度の高い美しい編み込みは全てハンドメイド。
"曲げる・組む・巻く・編む"といった人類古来の手法を用い一つ一つ丁寧につくられています。
アームに手を置いて実際に触れてみると、いつまでも撫でていたくなる滑らかな触り心地も魅力のひとつ。
軽くて丈夫。加工がしやすく様々な造形に柔軟に対応できたのも籐が選ばれてきた理由の一つです。
さらに、木材が生長サイクルに50年〜70年を要するのに比べ、ラタンは5年〜10年で再生するとのこと。
環境を破壊しない資源として世界中で愛される理由はこんなところにもあるのです。