Minotti
AMBER semi-round open sideboard & coffee table
イタリアはミラノサローネ(国際家具見本市)やミラノコレクションが例年開かれる等、トレンドの発信地としての役割を果たしているまさにデザインの国。
猫脚、象嵌など伝統的な装飾の入ったエレガントなデザイン。カルテルやドリアデのようなユニークで前衛的なデザイン。
『イタリアらしさ』を感じるデザインは様々ございますが、中でも無駄の無い洗練された美しさを持つイタリアモダンデザインは『モダンスタイルの完成形』と評され、世界中の富裕層に親しまれています。
本日ご紹介するのはイタリアモダンブランドとして、カッシーナ 、B&Bイタリアに並ぶ、高級ブランド“Minotti(ミノッティ)”のアイテムです。
モダンスタイルの完成形
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1948年にアルベルト・ミノッティが設立したクラシック家具の工房は、1970年頃から世の潮流に合わせてモダン家具の製造へと舵を切りました。
90年代後半、現在のアートディレクター“ロドルフォ・ドルドーニ”との出会いにより、ミノッティは一つの道筋を獲得。
同社初のコレクションも成功を収め、その後もドルドーニのデザインを主軸としブランドのアイデンティティを高めてきました。

こちらのローボードは、“AMBER(アンバー)”シリーズの一台。
ロドルフォ・ドルドーニデザインのアイテムが多いミノッティではありますが、2016年以降は気鋭のデザイナーと共に作った製品が多く登場しており、こちらもそのひとつ。
デザインを手掛けたのはパリを拠点とするフランス人デザイナー『Christophe Delcourt(クリストフ・デルクール)』です。

常に完璧を追い求めるクリストフのデザインに惹かれ、ミノッティとのパートナーシップによって生まれたこちらのアンバーシリーズは、4分の1、8分の1、16分の1円のユニットを空間に展開することで、美しい曲線による自由なレイアウトをお楽しみ頂ける個性的な逸品。

今回入荷したものは同シリーズのセミラウンドオープンサイドボードとコーヒーテーブルの組み合わせ。
モルト色メタルシートで3面をカバーした高級感のあるボディ。中央の仕切りにはゼブリーノ産大理石を使用する徹底ぶりです。
フレームを縁取るのは高級木材ウェンジ材。木目を残したブラックの塗装は無機質なデザインの中にさり気ない温もりを与えます。

オープンサイドボードの名ではございますが、高さは36㎝の為ローテーブルやサイドテーブルとしての使用も可能。
扇状のユニークなフォルムを活かしたレイアウトをはじめ、2つを離してサイドテーブル&コーヒーテーブルとして使うなど空間に合わせたコーディネートをお楽しみ頂けます。
無駄のない洗練された美しさと視線を集めるダイナミックなフォルムは、カッシーナ等の高級ソファの相方としても引けを取ることなく馴染んでくれそうです。

定価で買うと100万を軽く超えるものが多いミノッティの家具ではございますが、今回かなりお求めやすい価格にて出品しております。
状態はかなり良好。洗練された上質なモダンスタイルの空間作りのお供に是非お役立てくださいませ。
