HAY
J77&J104
2002年に設立したデンマークのHAY/ヘイ。
新しい商品の開発を行いながら50年代、60年代のデンマークの家具デザインにもリスペクトを置き、当時のデザインの復刻も手掛けるインテリアブランドです。
今回はかつてボーエ・モーエンセンが立ち上げたFDB Mobler(デンマーク協同組合連合会)で1960年代にデザインされ、ヘイによって復刻された二脚の名作椅子をご紹介。
名作へのリスペクトが現代への復刻を果たす。
コンパクトでミニマルなデザインのチェアがJ77。
背もたれが曲線を描いたチェアがJ104となっています。
デザインを手掛けたのはデンマークの近代家具における代表的なデザイナーの一人として知られる『ヨーエン・ベックマーク氏』。
それぞれ違った座り心地を楽しめますので比べていきましょう。
J77は見た目の通りコンパクトな座り心地。
浅めの座面で背もたれへの到達が近く、座るとほぼ同時に自然と身体が背もたれ全体に預けられ、背筋の伸びた姿勢でお座り頂けます。
ダイニングテーブルへの納まりも良く、お部屋をスッキリと見せてくれる細かな配慮も魅力的。是非ダイニングシーンにご活用いただきたい一脚です。
反対にJ104はゆったりとした座り心地を体験させてくれる一脚。
座面は深く広く、ダイニングチェアながら、ラウンジチェアのような贅沢な寛ぎをご堪能いただけます。
弧を描いた背もたれのフレームはハーフアームの役割も果たしており、腕を置くことも可能。ダイニングシーンはもちろんのことパーソナルチェアとしても活躍してくれそうな一脚となっています。
ビンテージデザインを大切に継承しながらも、HAYらしいカラーリングによりコンテンポラリーな佇まいに仕上げられ、シーンを選ばず使って頂けるのもポイントです。
二脚とも手に入れて、日によって違った座り心地を楽しんで頂くのもおすすめしたい使い方。
現在、リユースの市場でも人気沸騰中の注目ブランドが手掛ける名作椅子のご紹介でした。