YAMAGIWA
Lanterna Danica
大正12年(1923年)の創業以来、日本の照明文化を牽引し続けてきた老舗照明メーカー「ヤマギワ(YAMAGIWA)」。
オリジナルデザインによる照明コレクションはもちろん、国内外の著名なデザイナーや建築家との協働から生まれた数々の名作、さらにはフランク・ロイド・ライトをはじめとする巨匠たちの照明を忠実に復刻・製品化するなど、その歩みは日本のインテリアシーンにおいて欠かすことのできない存在です。
海外のデザイン照明がまだ身近ではなかった時代から、世界の名作を日本へ紹介し、その価値を広く伝えてきたヤマギワ。
その存在があったからこそ、多くの人々が世界的な名作照明と出会う機会を得たと言っても過言ではないでしょう。
今回は、そんなヤマギワがかつて取り扱っていた数ある名作照明の中から、一点のプロダクトをご紹介します。
北欧デザインで、"人と違う"を楽しむ

デンマーク出身のプロダクトデザイナー、ヨルゲン・ブッフヴァルトが手掛けたペンダントライトシリーズ「Lanterna Danica(ラテルナ・ダニカ)」。
発表年代については諸説ありますが、そのデザインは1992年に誕生したといわれています。
全19種類で構成されたこのシリーズは、それぞれに異なるシェードのフォルムと光の表情を備え、多彩な空間や用途に応えるラインナップとして展開されました。
単なるサイズ違いではなく、一灯ごとに異なるキャラクターが与えられている点も、このシリーズならではの魅力です。


オリジナルはデンマークの照明メーカーNordlux(ノードラックス)によって製造され、北欧デザインが世界的に評価を高める時代を背景に、多くの人々の暮らしを穏やかな灯りで彩ってきました。
その後、日本ではヤマギワが正式にライセンスを取得し、国内向けに製造・販売。
北欧デザインの美意識と日本の住環境との親和性を兼ね備えた照明として、多くのインテリアファンに親しまれています。
今回入荷したのは、そのヤマギワ製の一灯。

サイズの異なる円形や円筒形、プレート状のシェードを幾重にも組み合わせた「ラテルナ・ダニカ」。
光源を巧みに覆い隠しながら、光をやわらかく拡散させるその構造は、北欧照明らしい合理性と美しい造形を見事に両立しています。
7枚のホワイトシェードを透過し、反射を繰り返しながら広がる光は、眩しさを抑えつつ空間全体を穏やかに照らします。
一方で、中央を貫くブラックの支柱が全体の印象を引き締め、軽やかなシェードとのコントラストによって彫刻的なフォルムを際立たせています。



さらに、このモデルは支柱パーツを組み替えることで、シェードの配置を自由に変更することが可能です。
光の広がりやシルエットにさりげない変化を与えられるため、その日の気分や空間との調和に合わせて表情を楽しめる、遊び心も備えたペンダントライトとなっています。

ダイニングテーブルの上では穏やかな団らんを照らし、リビングや書斎では空間に心地よいリズムをもたらす一灯。
流行に左右されない普遍的なデザインは、暮らしの風景へ自然に溶け込みながらも、確かな存在感を静かに放ちます。
王道の北欧デザインでありながら、どこか人とは違う個性を求める方にも応えてくれる「ラテルナ・ダニカ」。
空間に上質なアクセントを添えたい方へ、自信を持っておすすめしたいペンダントライトです。































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