A.H.McINTOSH
Extension Dining Table
1960年代のスコットランドで生まれ、長い年月を経て、いま日本の暮らしの中へ。
食卓とともに時を重ねる。

当時、このテーブルを迎えた家では、どんな時間が過ごされていたのでしょう。朝にはコーヒーや新聞が置かれ、夕方には家族が集まって食事を囲む。休日には友人が訪れ、いつもより少し賑やかな食卓になったのかもしれません。そんな日々の中で、必要なときには天板を広げ、みんなでテーブルを囲んでいたのでしょう。

何十年もの間、特別な日も何気ない日も、変わらず暮らしのそばにあった一台。使う人や住む場所が変わっても、食卓を囲むという役割はきっと変わりません。そう考えると、チークの木肌に刻まれた時間も、どこか温かく感じられます。

こちらは、スコットランドを代表する家具メーカー、A.H. McIntosh & Co.(A.H.マッキントッシュ)によるビンテージのエクステンションダイニングテーブル。

1869年創業の同社は、伝統的なキャビネット家具を手掛けていましたが、1950〜60年代にはチーク材を用いたモダン家具を展開。北欧デザインの影響を取り入れながら、英国家具らしい確かな木工技術によって、端正で機能的な家具を生み出しました。

深みのあるチーク材の美しい木目と、細くすっきりと伸びるテーパードレッグが印象的な一台。装飾を抑え、素材とフォルムの美しさを引き立てたデザインは、北欧モダンの洗練と英国家具らしい落ち着きを併せ持っています。


通常は幅約115cmとコンパクトですが、天板を左右に引くことで伸長板が現れ、約153cmまで広げることができます。普段は空間をすっきりと保ち、来客時には皆で囲める食卓へ。必要なときだけ大きくなる合理的な設計は、現代の住まいにもよく馴染みます。

長い年月を過ごしたチーク材は、色を深め、艶を増し、新品にはない穏やかな表情を見せています。 朝のコーヒー、家族との夕食、友人を招いた夜。これからこのテーブルの上には、どんな時間が重なっていくのでしょう。

遠いスコットランドで生まれ、半世紀以上の時間を越えてやってきた一台。これまでの時間に思いを馳せながら、これからの暮らしも一緒に楽しみたい。そんな魅力を持った、A.H. McIntoshならではのビンテージテーブルです。































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