BRUKSBO
Victoria
ノルウェーの名門老舗家具メーカー ” ブルクスボ社 – BRUKSBO A/S ”は、1941年にデザイナーであるペール・タンヌムとアルネ・レンロフによって設立されました。
ローズウッドやチーク材等の高級木材を、熟練の職人がハンドクラフトで手掛ける家具は富裕層からも、高い人気を博していた事で知られています。
本日は同社のローズウッドをふんだんに使用したガラスショーケースを2点紹介させて頂きます。
ローズウッドを思う存分
>>この商品の詳細を確認する
こちらは同社の"ビクトリア Victoria"。デザインを手掛けたのはトルビョルン・アフダル。
戦後のノルウェーで最も活躍したデザイナーの一人として知られており、1960年代半ばにはノルウェーから輸出される家具のほとんどが彼のデザインだったそう。
彼の作品は高級木材やレザーなどの自然素材を使った、気品のあるデザインが特徴です。
代表作である”ブロードウェイ・ラウンジチェア”や”ハンターラウンジチェア”からは同じ北欧のデザイナー、フィンユールやボーエモーエンセンの影響を感じ取れます。
一番の特徴は贅沢に使用されたダークローズウッド。一目見ただけで、引き寄せられてしまうような美しさで、深みのある色合いと、きめ細やかな杢目が特徴。
ローズウッドは現代では伐採・輸入が禁止され、入手困難となり、ビンテージならではの木材です。
ローズウッドの美しさを引き立てる為にフォルムはとてもシンプル。直線で無駄の省かれたスタイリッシュなシルエット。
シンプルな中でも、真鍮製の把手がキラリと光ってアクセントを生んでいます。
僕は正直、この"ビクトリア Victoria" を観た時、どこの国のものか分かりませんでした。
そこで上司に話してみると、ノルウェーのものなんだけど、イギリスの家具に影響を受けているような造りだねと。
直線的なデザインや金属製の把手は勿論、ガラス扉の格子状のデザインもイギリスの家具に多く取り入れられている要素なんだそうです。
19世紀イギリスにて誕生した建築様式"Victoria"の名が冠されているように、優美で華やかな存在感を放ちます。
また、ビクトリアスタイルの様に何も飾らなくても様になる上、飾るものも引き立てるような工夫が凝らされています。
内部にはライトが取り付けられており、収納下部まで照らす事が出来ます。北欧家具では背板に木材が使用されている事が多いですが、フェルト仕様になっています。
また、抽斗のフェルトがグリーンカラーな一方、背板のフェルトはブラックカラーにすることで、飾るモノをシックに際立たせて魅せる事を魅せる事が出来ます。
ガラスキャビネットはシンプルなフォルムと長い脚が特徴。
日本の居住空間にも溶け込みやすいサイズ設計なので、すっと壁際に配する事が出来ます。
コーナーキャビネットは通常デッドスペースになってしまう、お部屋の隅を有効活用出来る仕様。
抽斗は4杯もあり、より収納物を細分化する事が可能。
また、奥行が広く取られている形なので、ガラス製の棚板を外し、大きなオブジェを飾る事もできます。
トルビョルン・アフダルのシンプルで洗練されたデザインによって、高級木材であるブラックローズウッドを贅沢に楽しむことが出来ます。
彼の顧客にはジャクリーン・ケネディ大統領夫人や日本の天皇陛下も含まれていたそう。
是非、お部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。
BRUKSBO Victoria ガラスキャビネット ショーケース キュリオケース
BRUKSBO Victoria コーナーキャビネット キュリオケース