ブティエ Boutier 6517チェア ダイニングチェア オーク材 ロジェ・ランドー Roger Landault フランスビンテージ ミッドセンチュリー ~ 時代の流れを汲んだベストセラーチェア

UPDATE: STAFF:オカダ
ブティエ Boutier 6517チェア ダイニングチェア オーク材 ロジェ・ランドー Roger Landault フランスビンテージ ミッドセンチュリー ~ 時代の流れを汲んだベストセラーチェア

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Boutier

6517 Dining Chair

シンプルでミニマル、そして素朴な中にもしっかりと洒落っ気を含んだ"フレンチミッドセンチュリー"の家具。

シャルロット・ペリアンやジャン・プルーヴェ等日本でも人気の高い世界的デザイナーが数多く名作を生み出し、その価値は当時から変わらないどころか年々上昇し続けています。

今回紹介するのもそんなフレンチミッドセンチュリー期の名作のひとつ。当時大ベストセラーとなったチェア『6517』の紹介です。

時代の流れを汲んだベストセラーチェア

デザインは ロジェ・ランドー。

フランスのミッドセンチュリー期の家具デザイナーにとって最も名誉あるルネ・ガブリエル賞を受賞し、フランス農林水産省や環境庁から直々に家具のデザインを任された経験も持つデザイナーです。

今でこそ負のイメージを持たれがちな「大量生産」ですが、戦後の復興を早急に進める上では大事な要素でありました。

大量生産が可能、加えて小さな居住スペースの中でも扱い易く、安価で品質も落とさない。あとお洒落。そんな家具が求められた中で活躍し、フランスの戦後復興に大いに貢献したロジェ・ランドー。

同氏によるデザインの『6517』はそんな時代の流れと需要をしっかりと汲んだ1脚。1954年にデザインされ、メディアに取り上げられるや否や8万脚を売り上げたという事です。

見るからにコンパクトなサイズ感。

戦後10年近く経っているとは言えども、まだまだ厳しかったであろう住宅事情の中ではさぞ重宝された事かと思います。

しかしながら座り心地は小ささを感じさせません。大きく湾曲した背もたれと座面がしっかりと身体をホールドする安定感と安心感のある座り心地です。

全体に使われるオーク材は経年により深い色味になり非常に良い雰囲気。

脚部は地面に向かってきれいにテーパードし、つま先立ちのバレエダンサーのような上品で軽やかな印象を与えます。

時代に求められた機能的要素をしっかりとクリアしながらも、洒落っ気は絶対に忘れないのがフランスらしいところ。

以上、これからも廃れる事の無い価値を持ったフレンチミッドセンチュリーの名作チェア『6517』の紹介でございました。

ブティエ Boutier 6517チェア ダイニングチェア オーク材 ロジェ・ランドー Roger Landault フランスビンテージ ミッドセンチュリー ~ 時代の流れを汲んだベストセラーチェア

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